そこでにおいの正体を突き詰めようとしていると……私は衝撃の事実を知ることになったのです。
長女はうんちのにおいがほぼない
長女が赤ちゃんのころのうんちはほぼ無臭で、いつうんちをしたのかわからないことがよくありました。
そのため、泣くたびにおむつを確認するのですが、においを嗅いでもよくわからず、いちいちズボンを脱がしておむつを確認しなければなりません。正直うんちが臭いほうがありがたいとさえ思ってしまいました。
ぷ~んと臭いにおいが…!
あるとき、いつものように家事をしていると、どこからともなくぷーんとなかなかの臭いにおいが。なんだろうと思っていたのですが、どうやら元をたどると長女からしているようです。
最近、離乳食を食べるようになったから、ようやくうんちが臭くなってきたんだ!と、なぜかうれしい気持ちでいそいそとおむつを替えました。ですが、予想に反して長女はうんちをしていませんでした。
においの原因はまさかの…
うんちはしていないものの、長女のあたりからにおっていると思ったので、一体なんのにおいだ?!とクンクン嗅ぎ回っていたところ、夫がおもむろに「ごめん」と言ってきました。
「オナラしちゃった」とニヤニヤする夫に、このにおいの原因は、娘じゃなく夫のオナラだということに気づいた私。さっきまで必死にクンクン嗅いでいたのが娘のうんちじゃなくて夫のオナラだと思うと、無性に腹が立ってきました。
それからというもの、臭いにおいがするたびに「あなたオナラした?」と私が言うようになったため、そのたびに夫も「俺じゃないよ!」と言うように。においを間近で嗅がせた夫へのうらみは、しばらく消えませんでした。
著者:大野肉美/40代女性/2015年、2019年生まれの女の子のアラフォー母。育児の傍ら在宅ワークをおこなう。趣味はK-POPや音楽活動。日常生活のクスっと笑えるエピソードを読んだり聞いたりするのが大好き。モットーは「一日一笑」。
イラスト:海乃けだま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)