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「存分に見せてあげる」中卒の私を見下すマウント女。一緒にハイスペ合コンに参加した結果!?

家庭の事情で中学卒業後から働いていた26歳の私は、自分のことを理解してくれる素敵なパートナーを見つけるため、友人B子が主催する合コンに参加することに。その合コンには、私の中学時代の同級生でマウントが激しいA子も参加していて……。

「存分に見せてあげる」中卒の私を見下すマウント女。一緒にハイスペ合コンに参加した結果!?

 

合コンにやってきたのは…

家庭の事情で高校進学を断念し、中学卒業後から働き始めた私は、社会の荒波にもまれながらも自立し、ついに社会人10年目に突入! そして、そろそろ自分のことを理解してくれるパートナーと出会いたいと思い、友人の雑誌記者B子が主催する合コンに参加しました。

 

お相手の男性陣はB子の中学時代の同級生たち。女性は私、B子、そしてB子の友人が参加する予定でしたが、「どうしても参加したい」と友人に代わって別の女性が来ることになったそう。その女性は、なんと私の中学時代の同級生A子でした。

 

彼女は昔から私に対しマウントを取り、バカにしてきた因縁の相手。久々の再会にもかかわらず、私の顔を見た途端「相変わらず貧乏な暮らしなのかしら?」と、見下す発言を連発します。そんなA子に、私も「相変わらず、人から嫌われる性格してるのね~」と対抗するのでした。

 

楽しいはずの合コンが最悪の空気に

ギスギスした空気のなかお店へ向かった私たち。男女6人が揃い、乾杯して合コンが始まります。すると早速A子が男性陣に向かって「みなさんってお医者さんと弁護士さん、それから起業家さんなんですよねぇ?」と質問。そう、A子はハイスペ男性との結婚を狙っており、無理やり参加したのです。

 

A子は医師の男性が気に入ったようで、自分をよく見せるために私へのマウント発言を繰り返します。「うちの中学で唯一の中卒者なんですよ」「貧乏だからこんなお店なかなか来れないわよねぇ」と失礼なことばかり言われ、私のイライラはMAX。高飛車なA子にドン引きする男性陣が「中卒で働くことは恥ずかしいことでもなんでもないよね」と私をフォローしますが、最悪な雰囲気に……。

 

そのことにまったく気づかないA子の暴走は止まらず、今度は自慢トークを展開。自らを「高学歴で高収入で高嶺の花のような存在」だと語り、今日は今話題のブランド「C」で全身をコーディネートしてみたとアピールしますが……。

 

話題のブランドの正体

「C」というワードを聞き私は唖然としました。A子は「ブランドものなんて滅多に見る機会がないでしょう! 存分に見せてあげるわ、ほらほら」と煽りはじめ、我慢できなくなった私は「それ、Cの服じゃないわよ」と一言。

 

「なに言ってんの? あんたみたいな貧乏人が知っているわけないでしょ!」と怒り出したA子を見て、私はおかしくて笑いが止まりません。そして「私がデザイナーなんだから知らないはずがないでしょ」と、真実を伝えました。

 

そう「C」は、私が苦労の末、立ち上げたブランド。コレクションはデザイナーが「この人に着てほしい」と思った人に売る、完全受注生産品で誰でも買えるものではありません。ほかにはないデザインが話題を呼び、今やハリウッド女優からもラブコールを受ける幻のブランドとなりました。

 

私は「だいたいその服、某ファストファッションの昨年モデルの服よね?」と続けます。さらに弁護士の男性が、最近「C」の名を語ったコピー商品を売りつけるという、悪質な詐欺が横行していると説明してくれました。

 

勘違い高飛車女の末路は?

怒り狂ったA子は「デザイナーだろうがなんだろうが、中卒って事実は変わらないもん!」「青春をまともに過ごせていないなんて、かわいそ~う!」などと叫び出します。そんなA子の言葉に「全然かわいそうなんかじゃない!」と反論したのは起業家の男性。

 

彼は自らも中卒で、その後、自力で起業したのだとか。学歴マウントが激しいA子に「今はどの大学に出たかよりも、人柄や能力そのものが試される時代だ」と言い、「きみは最初からずっとみんなを不快にさせている」と怒ると、A子は顔を真っ赤にしてその場から退散したのでした。

 

後日、A子は詐欺を働いた相手を訴えようと躍起になったものの、今までの悪行から協力してくれる人はおらず、結局、泣き寝入りしたのだとか。

 

一方、合コンに参加したA子以外の5人は仲良くなり、仕事でも協力しあう間柄に。これからいろいろと面白いことをして、世の中のいい方向に変えていこうと計画しています!

 


 

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