いきなり手や腕の皮が剥け始めて…
ある日、前触れなくいきなり右手の指の皮が剥け始めました。指先、爪の周辺からどんどん薄い皮が剥けていって、指先の皮膚はバリバリに。気が付くと、ぺろんと皮が大きく剥けてしまうような状態になってしまいました。
私は元々肌が弱く、ひどいアレルギー体質なので、「何かにかぶれたかな」くらいに思っていたのですが、なぜかなかなか良くなりません。ハンドクリームや保湿剤でいつも以上にケアしたのですが、日を追うごとにさらに皮は剥けていって、ヒリヒリとする痛みが強くなりました。
それどころか、1週間くらいたつと腕のほうまで剥けてしまい、剥けて弱く敏感になった皮膚から血も出てきてしまう始末。かゆくてかゆくてたまらない上に、指先から上腕まで湿疹がぶわっと出てきてしまいました。
汗が皮膚の中にたまることで発症
「これはまずいのでは……」と思い始め、病院に行ってみることにしました。植物や虫などにかぶれてしまったものだと思い込んでいましたが、診断名は「汗疱(かんぽう)」でした。
医師の話を聞くと、「汗をうまく排出できないことで、その汗が皮膚の中にたまって水ぶくれができて、その水ぶくれが破れることで皮が剥けていく」とのことでした。その原因には自律神経の乱れなどさまざまなことが起因しているそうで、一概には言えないそうです。
たしかに自分の腕をよく見ると、小さなふくらみがあちこちにあり、その中には液体がたまっているように見えました。「なぜ片腕だけ?」とも思いましたが、体の半分だけ、ということはよくあるそうです。
放置すると重症化することも
私のように何かにかぶれただけと勘違いして放置して悪化する人も多いようで、早く受診してよかったとのこと。塗り薬と抗生物質を処方されて、それを毎日使ううちに徐々に快方に向かいました。
腕全体に塗るため大変でしたが、薬を使い始めてからはかなり症状は落ち着きました。「なんで早く気付かなかったんだろう」「もっと早めに病院に行っておけば」とも思いましたが、とりあえず重症化したり痕が残るようなことがなくて本当によかったです。
まとめ
皮膚が剥けるくらいで病院に行く必要はないと思っていましたが、重症化する一歩手前でした。指先や手はこまめにケアしているのですが、それでもこのような病気になってしまうということは本当にびっくりです。もっときちんと自分の体をよく見ていこうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:藤原ミキ/40代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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