ドンキの「偏愛めし」とは
「みんなの75点より誰かの120点」をキャッチコピーに掲げ、普通では考えつかないような超個性的なメニューを揃えたドンキの「偏愛めし」シリーズ。
今回は以下3つのお弁当を実食レポしていきます。
・最香チキン弁当・・・538円(税込)
・具なし焼きそば丼・・・430円(税込)
・夢の完全昆布丼・・・430円(税込)
初見だと驚くこと間違いなしのラインアップを、さっそく見ていきましょう。
鶏がにんにくに溺れてる!「最香チキン弁当」
初めに紹介するのが「最香チキン弁当」。
にんにく好きにはたまらないお弁当です。
蓋を開けた瞬間に鼻をつくのが、強烈なにんにくの香り。
香り以上に驚くのが、このビジュアルです。
チキンの上にはこれでもかと言わんばかりに、にんにくがドッサリ載っていて、見た目からして尋常ではありません。
恐る恐る食べてみると、にんにくの風味が口の中いっぱいに広がり、チキンの旨みと絡み合います。
にんにくには、加熱すると辛みが和らぐという特徴があります。
しかし、「最香チキン弁当」のにんにくに関しては、ホクホク感もありつつ辛みもしっかり残っているため、半生程度に火が通っているのでしょう。
にんにくの強烈なパンチとは対照的に、チキンにかかっているソースは優しい風味。白米と一緒に食べることで、全体の調和が取れている印象を受けました。
・リアル友人におすすめできるか度
★★★☆☆
理由:にんにく好きな人には絶対おすすめ!でも食べた後で人に会うのは躊躇しちゃうかも……。
これぞ男子メシ!「具なし焼きそば丼」
白米の上に焼きそばを載せただけという、シンプルかつ潔さが気持ちの良いメニューです。
焼きそばをおかずに白米を食べるという、大阪の「焼きそば定食」を丼にしたこちらの商品。
東日本育ちの筆者にも刺さるのか、大いに気になるところです。
一見、ただの焼きそば……。と思いきや、具が一切ありません!
食べてみると意外にもシンプルさゆえの旨さが際立ち、「キャベツとか肉も欲しいな……。」と思う瞬間もありますが、不思議とそれほど寂しさは感じません。
むしろ、具材がないからこそ味わえる純粋な「焼きそば×白米」の組み合わせに、感動すら覚えたほどでした。
ソースの濃い味付けと白米の相性がバツグンで、あっという間に完食してしまいました!
・リアル友人におすすめできるか度
★★★★☆
理由:部活帰りの男子高校生が飛びつきそうなメニュー。男は黙って喰っとくべし!炭水化物オンリーのため、女性にはちょっとおすすめしづらい……。
昆布のひつまぶし風「夢の完全昆布丼」
今回、筆者がイチオシしたいのが「夢の完全昆布丼」です!
昆布ごはんの上に、とろろ昆布と昆布の佃煮が載っているだけというシンプルさ。
まさに「昆布好きの、昆布好きによる、昆布好きのための弁当」と言えるでしょう!
甘めに味付けされた昆布の佃煮と、風味豊かなとろろ昆布の組み合わせが食欲を刺激して、箸が止まりません。
昆布ごはんにもしっかり味が付いているため、おかずがなくてもパクパクと食べ進めてしまいます。
この商品の最大の魅力は、何と言っても2段階の楽しみ方ができる点です。
付属の昆布茶をお湯に溶かしてかけることで、「昆布のひつまぶし風」に様変わり!
昆布の旨みがお茶に溶けだし、まろやかな味わいに変化します。
ひつまぶし風にすることでかさ増しもされるため、女性2人であれば、シェアしても十分満足できるのではないかと感じました。
・リアル友人におすすめできるか度
★★★★★
理由:昆布好きには夢のようなメニュー。2段階の食べ方で満足度もアップ!
愛のカタチは人それぞれ!あなたの偏愛を探してみて!
「偏愛めし」シリーズには今回紹介した3商品以外にも、「葉わさびポテトサラダ」や「焼肉タレおにぎり」のような、一風変わった商品が続々と登場しています。
ドンキに行った際には、ぜひご自身の”偏愛”を見つけてみてくださいね。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。