家に突然押しかけてきた義父
後日、突然義父がわが家に押しかけてきて、何やら怪しげなメモを渡してきました。そこに書かれていたのは、複数の名前。不思議に思っていましたが、先日義父が「名前はこっちで決めておく」と言っていたことを思い出した私。もしかして、名前の候補……? と気づきました。案の定義父は、「神社で何個か名前を鑑定してもらってきたから、この中から選ぼう」とひと言……。そして義父のつけたい名前の話を何時間も聞かされ、本当に散々でした。
このままでは義父に名前を決められてしまうと思った私は、母に義父のことを相談することに。すると、母から義母へ、そして義母から義父へ話が伝わったらしく、「名付けのことは悪かった。2人の子どもなのに、ついうれしくて出過ぎた真似をしてしまった」と義父から謝罪されました。そして無事に、子どもの名前は夫婦で付けたかったものに決定。子どもが生まれたあとも、義両親とは良好な関係を築けています。
相手と意見が違って困ったときは、第三者を交えることで解決に繋がることもあると学んだ出来事です。
著者:坂井 奈々/20代・専業主婦
0歳の男の子を育てる母。趣味は映画鑑賞と低糖質のお菓子作り。
作画:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)