カルディで見つけた郷土料理「ごまだし」
商品名:大分佐伯の味 ごまだし
価格:198円(税込)
重量(内容量):60g(20g×3袋)
エネルギー:1袋(約20g)あたり38kcal
それがこちら、数量限定&季節限定のごまだしです。
全国的にめちゃくちゃ有名な郷土料理かと言われると、大きく頷けませんが、私は大好きな味です。
ごまだしは、魚のすり身が使われたペースト状の万能だし。焼いた白身魚を、ごまなどと一緒にすり合わせ醤油を足して作られます。
主に食べられているのは、大分県の南東部に位置する漁師町、佐伯市(さいきし)です。
漁師の家庭で、保存食を作ったのがきっかけに生まれたんだとか。地元ではうどんを入れて食べるのが一般的です。
農林水産省の郷土料理百選にも選ばれている、ふるさとの味。それがカルディで出会えるとは……まさかの再会に歓喜しました。
しかも使われているのは、鯛だし!
佐伯市では『エソ』という魚が使われるようですが、うちの家庭では、アジやサバを使っていました。
鯛が使用されているなんて、贅沢極まりないです!
中には3袋入っていて、1袋で1人分のうどんだしが出来上がります。
瓶詰め商品を買って、食べきれないのはもったいないですよね。今まで食べたことがなくて、どんな味か知りたい人も、手を出しやすいのではないでしょうか。
さっそく食べてみましょう。
【実食】うまみたっぷり!ごまだしうどん
まずはオーソドックスに、うどんつゆにしました。
好みのかたさに茹でたうどんに、ごまだし1袋をかけてから、熱湯150mlを注いで混ぜます。ここで、ふわ〜っとごまの良い香りが立ちのぼりました。
今回はねぎと、とろろ昆布をトッピング。いただきます!
魚のすり身感はないものの、つゆには鯛の上品で繊細なうまみがたっぷり。魚を使っただしと聞くと、臭みが気になる人もいるかもしれませんが、まったく臭みはありません。
ごまの香ばしさと、ほのかな甘みが風味の層をしっかりと作り上げています。
これ……かなりレベルが高いです!
塩加減も絶妙で、うどんとの相性もバツグン。お湯を注ぐだけで、このクオリティのごまだしが味わえるなんて、ありがたすぎます。
今回は乾麺のうどんで作りましたが、電子レンジで温められる冷凍うどんを使えば時短にもなりますね。
残り2袋あるので、パッケージを参考にアレンジレシピに挑戦しました。
アレンジ①夏にうれしい!冷や汁
水(もしくはお湯)150mlにごまだし1袋を混ぜて、温かいご飯にかけたら宮崎県の郷土料理、冷や汁の完成。
豆腐、きゅうり、大葉を入れました。
温かいご飯にかけたことで、ごまや鯛の風味が際立っています。そこに、きゅうりのシャキシャキ食感と大葉の清涼感が見事にマッチ!
さらさらと食べられる夏の味です。
「冷や汁 レシピ」で検索すると、アジの干物やサバの水煮缶を使ったレシピが出てきますが、これなら火も使わないので簡単。サバ缶が苦手な人も食べられるでしょう。
あっという間にペロリでした。
アレンジ②野菜がすすむ!和え物
茹でた野菜に、ごまだしを和えました。つゆにできるほど濃厚なので、よく絡みます。
鯛のうまみをまとった野菜は絶品。ごまの深い風味が野菜の味を引き立てて、パクパクすすみます。
実はにんじんが少し苦手なのですが、ごまだしと合わさったら気にならずに食べられました。うまみが苦手意識を飛び越えた瞬間です。
おつまみにもいいですね。
・リアル友人におすすめできるか
★★★★★
理由: 美味しくて、使える料理の幅も広い。大容量で出してほしい!
全国に広めたいふるさとの味
「大分佐伯の味 ごまだし」はこんなに安くていいの!?と思うくらい絶品でした。
個人的には冷や汁が大ヒット!他にも湯豆腐や炒め物にも使えるようです。ごまだしを食べたことのある人もない人も、ぜひ食べてみてください。
カルディのオンラインストアでは在庫なしになっている人気商品ですが、店舗では売られていました(2024年6月末時点)。見つけたらすかさずゲットしてくださいね!
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。