そして病院で受けた診断結果は……。
抱っこひもには慣れている夫
当時、息子は生後3カ月。家族でショッピングモールに出かけたときのことです。立体駐車場に車を停め、私は2歳の娘を車から降ろし、夫は息子を抱っこひもで抱っこしようとしていました。
夫はおんぶも抱っこもできるタイプの抱っこひもを使っており、抱っこひもの使い方には慣れていました。夫が息子をおんぶしようと、まず抱っこひもを使って抱っこをし、背中に持ってこようとしたとき事故が起きたのです。
コンクリートの地面に頭から落下した息子
夫が、息子を背中に持ってきておんぶしようと抱っこひもを回したとき、息子がスポッと抜けてコンクリートの地面に頭から落ちてしまったのです。ゴンという強い音がし、息子は泣き叫びました。
夫は息子を抱きかかえ頭をなでながら、「大丈夫だと思うけど」と慌てる私に言いました。しかし、近くにいて騒ぎを聞いて駆けつけてくれた店員さんは、事情を話すと「念のため救急車を呼びましょう」と言って救急車を呼んでくれたのです。
私はおおごとになってしまったと思いましたが、頭を強く打っていて何かあったら後悔すると思い、救急車に乗り病院へ向かいました。
病院での診断結果は…
そして近くの総合病院ですぐにCTを撮ってもらい、結果は異常なし。たんこぶという診断でした。そして、「念のため、数日は変化がないかを見ておくように」と説明を受けました。
私たちはほっと胸をなでおろし、家に帰ることに。その後数日経ってもトラブルはなく、いつの間にかたんこぶも治っていました。
その事故以後、私も夫も抱っこひもを使うときは相手に声をかけるようになりました。特に抱っこからおんぶにするとき、おんぶから抱っこにするときはくるっと抱っこひものベルトを回す必要があります。そこで相手がいるときは近くにいてもらい、子どもの頭や体を支えてもらうようになりました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:新谷けご/40代女性/2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日です。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)