ママさんの衝撃発言
「あの~前から思っていたのですが、運動会の選手宣誓の文言、なんとかならないんですか?古臭いし、昭和っぽいですよね!」と言い放ったママさん。
たしかに、「転んでも負けても泣きません」というフレーズは私も気になってはいました。しかし、園長先生を前にしたストレートな発言には、一同びっくりして言葉を失っていました。
園長先生の反応は…
何人かのお母さんたちが雰囲気を和らげようと、「たしかに、定期的に変えてもいいかもしれませんね!」とフォローしてくれました。しかし、園長先生が「昔からこれなので、何とも思っていませんでした」と言い切ったため、また場は気まずい雰囲気に……。
結局、その年は例年通りの選手宣誓となりました。
例のママさんと園長先生、どちらも間違ったことを言っているわけではないように思っています。しかし、ストレートに発言することで、場の雰囲気を悪くしてしまったことは事実。おそらくママさんの発言に、園長先生も気を悪くしたと思います。
ママさんの意見には同意できるものの、悪気がなくても文句のように聞こえてしまうこと、ときに相手を傷つけてしまうこともあると今回感じました。とくに何かを変えようと意見するときなどは、これまで運営してきた相手を尊重して発言することが大切だと改めて思った出来事でした。
著者:奈良花子/30代女性/5歳、1歳男の子を育てるワーママです。現在3人目妊娠中で産休中。
イラスト:ぽん子
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)