おすわりしている次男の異変
ある日、テレビの前でおすわりしている次男が、口をモニョモニョと動かしています。少し気になり近付いてみると……近くには割れたDVDが!! まさかと思い、急いで次男の口を調べると、カッターの刃のように鋭いDVDの破片が入っているではありませんか!
割れたDVDなんてさっきまでなかったのに!と私は驚きました。どうやら次男は、自分でDVDをテレビ台の扉の枠に引っかけて割り、口に入れたようです。口の中をもう一度しっかり調べ、破片とDVDの形を照合して飲み込んでいないことが確認できたので、ひとまずほっとしました……。
子どもをいろいろな危険物から守ろうと努力していましたが、さすがにDVDが凶器になるとは思いもしなかったので驚くばかり。あまりの衝撃に「この子を大人になるまで守れないかもしれない」と絶望し、このときはへたりこんでしまいました。
今はしっかりと反省し、子どもの周りでは何が起こるか分からないことを痛感したので、誤飲しそうなものを排除するだけでなく、子どもから目を離さないように気を付けています。
※赤ちゃんは、口に入れたり舐めたりする行為から、それらがどういったものであるかを認識して学習していると言われています。そのため、口に入れたり舐めたりする行為は赤ちゃんの成長にとってとても大切です。ただし、口に入れると危険な物もあるので注意が必要です。特に、直径39mm以下の物は赤ちゃんの口に入るため、誤飲の原因に。赤ちゃんの手が届く範囲に置かないよう徹底しましょう。
著者:佐藤あづき/40代女性/2009年、2011年、2013年生まれの男の子3人と2018年生まれの女の子の計4人の子どもの母。医療職に従事。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)