政府の発表により、8月15日17時をもって「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」による特別な注意の呼びかけが終了しました。しかし、大規模地震の発生の可能性がなくなったわけではありません。気象庁は引き続き、「日頃からの地震への備え」を実施するよう呼びかけています。
地震発生時、大切なわが子を守るため、慌てず適切な対応をとれるように知っておきたいことをまとめました。
今回は、紙おむつや生理用ナプキンが不足したときに、身近にある物で代用する方法をご紹介します。
おむつの作り方
【材料】
・大きめの手持ちつきビニール袋
・タオル(または綿素材のTシャツなどの古着、さらし)
・はさみ
【作り方】
1.ビニール袋の持ち手の端と両脇を切って開き、その上に清潔な布をたたんで置きます。
2.布の上に赤ちゃんを寝かせ、おなか側の持ち手部分を赤ちゃんのおへその前で結びます。
3.下側の持ち手部分をおなかのほうにもってきて、結んである持ち手に入れ込みます。
4.余った部分を下に折り返します。
ナプキンの作り方
【材料】
・タオルハンカチ(バンダナ)
・ティッシュペーパーや余っている布
【作り方】
1.タオルハンカチを用意し、下着の幅に合わせて両側を折り込みます。
2.その中に折り重ねたティッシュペーパーや、余り布をたたんで入れましょう。
残っているナプキンがあれば、その上にトイレットペーパーを重ねて、繰り返し使うこともできます。使い捨てできるタオルも使えます。
十分な量を備蓄していたつもりでも、災害の規模によっては流通が止まり、備蓄が足りなくなってしまうかもしれません。そのようなときに備えて、簡単に作れるおむつやナプキンの代用品について知っておくと安心ですね。