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災害発生時、紙おむつが足りない!ママのナプキンがない!⇒身近にあるもので作る方法<防災ノウハウ>

2024年8月8日16時43分ごろ、宮崎県日向灘を震源とする強い地震が発生しました。今回の地震により、被害に遭われたすべての方に心よりお見舞いを申し上げます。

ベビーカレンダーでは、不安を抱えている方々の一助となることを願い、妊婦さんやお子さんがいる家庭での災害時の避難に関する情報をご紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

管理栄養士越坂(平野) 美由紀
医療社団法人愛弘会 みらいウィメンズクリニック

東京家政大学 管理栄養士専攻卒業。在学時に災害栄養の研究に携わり、その後、日本栄養士会災害支援チーム(JDA-DAT:The Japan Dietetic Association-Disaster Assistance Team)のリーダー資格を取得。透析専門病院にて栄養管理業務を経験、現在は産婦人科クリニックで妊産婦や不妊の方を対象に栄養指導を行う。
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政府の発表により、8月15日17時をもって「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」による特別な注意の呼びかけが終了しました。しかし、大規模地震の発生の可能性がなくなったわけではありません。気象庁は引き続き、「日頃からの地震への備え」を実施するよう呼びかけています。

 

地震発生時、大切なわが子を守るため、慌てず適切な対応をとれるように知っておきたいことをまとめました。

 

今回は、紙おむつや生理用ナプキンが不足したときに、身近にある物で代用する方法をご紹介します。

 

おむつの作り方

【材料】

・大きめの手持ちつきビニール袋

・タオル(または綿素材のTシャツなどの古着、さらし)

・はさみ

 

【作り方】

1.ビニール袋の持ち手の端と両脇を切って開き、その上に清潔な布をたたんで置きます。

簡易おむつ

2.布の上に赤ちゃんを寝かせ、おなか側の持ち手部分を赤ちゃんのおへその前で結びます。

簡易おむつ

3.下側の持ち手部分をおなかのほうにもってきて、結んである持ち手に入れ込みます。

簡易おむつ

4.余った部分を下に折り返します。

簡易おむつ

 

ナプキンの作り方

【材料】

・タオルハンカチ(バンダナ)

・ティッシュペーパーや余っている布

 

【作り方】

1.タオルハンカチを用意し、下着の幅に合わせて両側を折り込みます。

簡易ナプキン

 

2.その中に折り重ねたティッシュペーパーや、余り布をたたんで入れましょう。

簡易ナプキン

残っているナプキンがあれば、その上にトイレットペーパーを重ねて、繰り返し使うこともできます。使い捨てできるタオルも使えます。

 

十分な量を備蓄していたつもりでも、災害の規模によっては流通が止まり、備蓄が足りなくなってしまうかもしれません。そのようなときに備えて、簡単に作れるおむつやナプキンの代用品について知っておくと安心ですね。

 

 

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