ゆで太郎の人気の秘密は自家製麺!?
「ゆで太郎」に行ったきっかけは、友人とのLINEでした。
行ったことのない私に、友人は「とにかく行ってほしい」と猛プッシュ。
ちなみにこの後、話題は開業資金へと移り……そんなに夢中になるほど美味しいのかと衝撃でした(笑)。
さすがに気になって、行ってみることに。青色の看板が遠くからでも目立っています。
数あるそばの種類から「江戸風」であることがわかるように「江戸切りそば」と名付けられたそうです。
店内に入って驚いたのは、製麺所があったこと。
製粉所で挽いたそば粉を、店舗で毎日粉から製麺しているようです。これは、期待が高まりますね。
券売機でメニューを選んで、カウンターに半券を出して待ちましょう。
20周年記念「太郎三昧そば」で3種の味を堪能
友人のおすすめは「冷やし薬味そば」でしたが、20周年記念のキャンペーンメニュー「太郎三昧そば(税込820円)」をチョイス。
写真左より、おろし、天ぷら、とろろと3種の冷やしそばが小盛りで堪能できます。いろんな味を少しずつ食べたい私には、うってつけのメニュー。
まずは、おろしそばからいただきましょう!
そばは細めんですが、しっかりしていてコシがあります。手作りならではの、もちもち感と適度な弾力が特徴的。
なめらかな口当たりで、つるつると口のなかへ吸い込まれました。
おろしは大根の旨みをたっぷり含んだ鬼おろし。みずみずしくて、爽やかな辛みがそばにぴったりです。
猛暑のなか自転車で来たので、ありがたすぎる味わい!
ふわりとのっているのは「日本一のかつおのまち」として知られる、鹿児島県枕崎市の鰹節です。そばをすするたびに、上品な香りがふわりと鼻をくすぐっていきました。
すっきりした辛口のそばつゆは、だしの深みがよく出ていて……ずるずる……。
......ずるずるずる。うま~~!こりゃ、止まりません!ひと口目からゆで太郎のファンになっちゃいました!
次は天ぷら!
海老天とオクラ天が入っています。まだほんのり温かい海老天を頬張ると、サクッのあとにプリッと食感!
衣がやや厚い気がしましたが、この大きさの海老天が入っているのは、かなりお得です。
おろしそばのおろしと一緒に食べれば、さっぱり。オクラ天もふわっと軽くて、夏らしい味わいです。
ラストはとろろ。こちらをご覧ください。
この粗さ!こちらも、鬼おろしですられているのでしょうか。使われているのは、青森県産の「ネバリスター」という品種。
名前の通り、粘り気がすっっごいんです!シャキシャキ感を残しつつ、麺1本1本に濃密に絡んで、そばの風味を引き立てます。
しかもそばに対して、とろろの量が多いため、かなりの満足感。
刻み海苔は瀬戸内播磨灘(はりまなだ)産で、豊かな磯の味わいが楽しめました。具材1つ1つに対するこだわりがすごいですね!
最後はそば湯を忘れずに
シメはもちろん、そば湯を楽しみましょう。そばの茹で汁には、そば粉の栄養や風味が溶け込んでいるそうです。
私の行った店舗では、各テーブルにポットが置いてありました。
残ったそばつゆに注ぐと、湯気とともにそばの香りがほんのりと立ち上がり、食欲がそそられます。
少しとろみがあって、ほっこりする味わい。冷たいそばを食べたあとは、あたたかいそば湯が染みますね。
限定メニュー「太郎三昧そば」を見逃さないで
今回食べた「太郎三昧そば」はキャンペーンメニュー。いつまで食べられるかはわかりません。
次回は友人がすすめる「冷やし薬味そば」を食べに、家族も連れていこうと計画中。ぜひ、行ってみてくださいね。