経血が漏れているかも…
その日は生理4日目でほとんど経血が出ていなかったので、普通の日用のナプキンを着けて仕事していました。ところが、席に座っていると「にゅるっ」と多量の経血が出る感覚があり、「これは漏れているかもしれない……」と不安に。
汚れたスカートを男性社員に見られるのは恥ずかしかったため、私は近くにいた女性の先輩にこっそり、「スカートが経血で汚れているかもしれないので、おしりを隠すようにお手洗いまでついてきてほしいです」とお願いしました。
先輩の指摘に赤面
先輩は快く引き受けてくれ、私が立ち上がると「うん、汚れてる」とひと言。恥ずかしくなりながらも、先輩が私の背後に密着するかたちでトイレまで行き、先輩にはお礼を言って戻ってもらいました。
トイレの個室でスカートを確認したところ、そこまで広範囲が汚れているわけではなかったのでひと安心した私。水道でスカートの汚れを洗い流し、更衣室で乾かしてなんとか業務に戻ることができたのでした。
対策をするようになった私
この恥ずかしい出来事があって以降、生理の日の仕事中はいつでも大きなナプキンを着けたり、経血量が多い日はナプキンとタンポンを併用するなどして、経血漏れ対策をするようにしています。
著者:高橋由紀子/50代女性・結婚20年目で成人した子ども2人と夫の4人暮らし。趣味はピアノと音楽鑑賞です。
作画/まっふ
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)
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