声をかけてもらったとき、どんな気持ち?
子育て真っ最中のママに話を聞くと、「手伝いますよ」と声をかけてもらえるのはとても嬉しいことだと話します。それは、多くのママに共通するはずです。
しかし、戸惑う気持ちが一切ないと言えば、そうではないよう。極めてまれなこととはいえ、誘拐や危害を加えられたというニュースを耳にすると、警戒の気持ちを抱くのは、保護者であれば当然でしょう。
それでも、人の手を借りずに子育てをするのはとても大変です。
街中でよく手助けしてもらうというママによると、貴重品などは身につけ、ベビーカーやマザーズバッグには最悪のケースを考えて、なくなっても困らないもののみを入れておくそう。そうすることで、「手伝いますよ」という申し出に、即答で甘えられるようになったのだとか。
手伝いを申し出ることは、声をかける人にとって勇気がいること。断ってしまうと、次に大変そうなママを見かけても、声をかけづらくなってしまうかもしれません。そう考えて、「手伝われ慣れ」することを決めたそうです。
声のかけ方にもポイントがある!?
ママに声をかけるとき、かける言葉にもポイントがあるよう。つい大変そうなママを見かけると「大丈夫ですか?」と声をかけていませんか。
するとママは、とっさに「大丈夫です!」と、断ってしまうそう。
出先のママは、子どもに危険がないかを気にしつつ、荷物を運び、目的地に移動すると、はたから見るよりも大変な思いをしています。気が張っているからこそ、条件反射のようにそんな答えをしてしまうのです。
たしかに「大丈夫じゃないです」とは言いにくく、明確に手伝いを申し出てくれたわけではないので「これをしてほしい」というお願いもしにくいように感じます。
では、どのように声をかけるのが良いでしょう。
子育て中のママ曰く「何かやりましょうか?」と手伝いをする気持ちを示したり「ベビーカー運びますか?」などと具体的にできることを伝えたりすると、頼りやすいようです。
大変さがわかるからこそ、できることはしたいと思うもの。双方が気持ちよく頼り頼られる社会ができるといいですね!
このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。
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