カポナータはイタリア、シチリア地方の伝統料理らしい
ラタトゥイユは、材料を炒めてからトマトやハーブを加え塩やこしょうで味つけをする煮込み料理です。
カポナータは、最初に具材を素揚げにし、再度材料を一種類ずつ加え炒めて、最後に白ワインビネガーと砂糖で味つけをします。
カポナータも具材を混ぜあわせたあとに多少火にかけはしますが、煮込み料理というよりは「揚げ野菜とトマトソースの甘酢あえ」と言った方が近いような料理です。
ラ・プレッツィオーザ ダイストマト缶 127円
カルディコーヒーファーム オンラインストアは最大購入数お一人様24点まで(2024年8月25日時点)
今回はカルディで買える「ラ・プレッツィオーザ トマト缶」の「ダイス」タイプを使用しました。
どちらのタイプも400gで税込み価格127円と、この物価高の中とてもありがたいプライスです。
日持ちする缶詰めなので、カルディの購入制限「最大購入数お一人様12点まで」が発動するのも納得です。災害時への備えにもなるので多めに買い置きしておいてもいいですね。
さっぱり!栄養いっぱい!夏野菜の冷製カポナータ
【参考レシピ】イタリア料理決定版「夏バテ対策【茄子のカポナータ】常備菜にも」(ファビオ飯 /イタリア料理人の世界)
満足感があるのに重くない、冷やしておいしい夏野菜と米酢を使ったカポナータです。
材料(2人分)
かぼちゃ(1/8個)、玉ねぎ(中玉1/8個)、なす(1個)、オクラ(1本)、ミ二トマト(3~4個)、トマト缶(120g)、オリーブオイル(適量 )、塩こしょう(少々)、砂糖(少々)、米酢(25㏄)
具材はすべてダイス状に切ります。玉ねぎ以外は一度揚げたあとにひとまわり小さくなるので気持ち大き目に切りましょう。ミニトマトはへたを取り、たて半分に切っておきます。
鍋で多めの油を熱したら、玉ねぎとミニトマト以外の具材を一種類ずつ素揚げしていきます。
あくの出やすいなすから揚げていきましょう。揚げ終えた野菜をバットにあげたら、塩を少々振っておきます。 (バットに引きあげた具材の下のキッチンペーパーに油がしみてきたら、面倒でも一度とり替え ましょう。そのままだと仕上がりが油っぽくなってしまうことがあります)
玉ねぎ以外の具材をすべて揚げ終わったら、きれいな鍋にオリーブオイルを入れて玉ねぎを炒めます。
玉ねぎが軽く炒まったら、ミニトマトを加えて軽く炒めてなじませてください。
少し加熱したら、素揚げしておいた具材全部を加えてなじませ、米酢をまわし入れたら火を止めましょう。
トマト缶を加え砂糖を少々振ってなじませたら出来上がりです。
身近な夏野菜のカポナータで栄養補給して暑い夏を乗り切りましょう!
身近な夏野菜とトマト缶を使った冷製カポナータをご紹介しました。
本場のカポナータは、セロリやケッパーを使って香りをたたせ、白ワインビネガーで風味や味つけをしますが、今回の方法でも十分おいしくできました。
玉ねぎとかぼちゃの甘みにトマトソースと米酢のやさしい酸味が混ざりあい、油っぽそうに見えますが実際はしつこくなくさっぱりとしていて箸が進みます。
そのままおかず一品としてもよいですし、さらにトマト缶を加えて冷製パスタのソースとして、そうめんやひやむぎに絡めてなどといろいろアレンジしても楽しめます。
夏野菜たっぷりのカポナータでしっかりと栄養補給して、暑い夏を乗り切りましょう。