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ハンドスピナーの部品を子どもが誤飲。おもちゃの対象年齢の確認を!

ハンドスピナーに関する消費者庁からの注意喚起について紹介しています。ハンドスピナーの部品を間違えて飲み込んでしまう事故が報告されています。小さな子どもの誤飲や窒息事故を防ぐために、与えるおもちゃにも注意が必要です。

ハンドスピナーのイメージ

 

子どもは飲み込む力や吐き出す力も弱いもの。だから、誤っておもちゃなどを口に入れた場合、誤飲や窒息を引き起こすことがあります。どんなことに気をつければいいのか考えていきましょう。

 

小さな部品からできているおもちゃに注意!

手のひらや指に乗せて遊ぶおもちゃ「ハンドスピナー」は、小さな部品を組み合わせて作られています。金属製の部品や壊れた破片などを飲み込むと、気道に詰まって窒息したり、食道などに引っかかって体内に傷をつけたりする恐れがあります。消費者庁からも、以下の事例が報告されています。

 

「ハンドスピナーの金属製の部品3つを誤飲して受診。X線撮影で消化管内に3つの異物があることを確認。排便により全ての部品が排出された。」(1歳)

 

※消費者庁「子ども安全メールfrom消費者庁」より

 

誤飲すると危険なボタン電池を使ったハンドスピナーもあるようです。もし、ボタン電池を飲み込んだ場合は、速やかに医師の診断を受けましょう。

 

対象年齢にあったおもちゃを選ぶ

市販の子ども用おもちゃには、パッケージに対象年齢が書かれています。これは、子どもの発達や安全面を考慮して設定されたものです。おもちゃを購入したり与えたりするときには、わが子が対象に含まれているか確認しましょう。

 

年上の兄弟がいる場合、電池が使われているゲーム機で遊ぶこともあるでしょう。遊んだあとは、年下の兄弟の手が届かない場所に片付けるように、親子で決めておくのがよさそうです。

 

 

乳児の口やのどの大きさをチェック!

乳児が口を開けたときの最大口径は39mmとされています。目安はトイレットペーパーの芯くらいなので、けっこう大きなものまで口に入ることが分かります。母子手帳でも口径の確認はできるので、子どもがハイハイなどで動くようになる前にチェックしてみましょう。

 

食べ物に限らず、なんでも口に入れてしまう乳幼児期。おもちゃの対象年齢は守る、小さなものは手の届かない場所に移動させるなどの対策をとっておきましょう。(TEXT:いずみかな)

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