病院に行こうと決意したきっかけ
私は中学生のころから生理不順でした。ただ、中学生のときは生理周期というものがよくわかっておらず、生理がくるのが早かったり遅かったりしても、あまり気にしていませんでした。
しかし、高校生になり、友だちからプールや海に一緒に行こうと誘われたときも、家族と温泉に行く際も、生理になりそうな日の範囲が広く、当日に生理がきてしまって泣く泣く予定を断る……なんてことが頻繁に起こるように。
そのため、「生理不順をどうにかして克服したい!」と思った私は、産婦人科を受診することにしました。
産婦人科で受診して…
産婦人科を受診する際、同性のほうが悩みをわかってもらえると思い、女性の先生に診察してもらいたいなぁと思っていたのですが、生理不順の相談に行った日はちょうど女性の先生が不在で、男性の先生に相談することとなりました。
初めて診察してもらう男性の先生に、緊張しながら生理不順で困っていることを相談すると、私の生理不順の原因は、不規則な生活リズムとストレスだろうとのこと。「ピルで生理周期を整える方法もあるけれど、まずは基礎体温をつけてみることをおすすめします」と、アドバイスをもらいました。
その先生は私の悩みを親身に聞いてくれ、当時、高校生の私は安心したのと同時に、先生のやさしさがとてもうれしかったのを覚えています。
生理がくるタイミングがわかる感動
産婦人科を受診した翌日から、先生に教えてもらったとおり基礎体温をつけてみるように。そして、基礎体温をつけ始めて2カ月が経つと、「この週に生理がくるかもしれない」と、ある程度ですが予想できるようになったのです。
基礎体温の変化で生理開始日がある程度予想できるようになったことで、生理がくるかもしれない週に予定を入れることもなくなり、体調管理もしやすくなりました。
改めて、産婦人科を受診してよかったと思ったのと同時に、もう少し早く受診すればよかったとも思いました。
基礎体温をつけることで生理周期がわかるようになったのは、体にも心にもいいことだと思い、今でも毎日欠かさずに基礎体温をつけるようにしています。私の体のことに親身になって診察してくれた先生に感謝していますし、今でも産婦人科を受診する際、その先生に診察してもらうようにしています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:須藤芽夢/女性・主婦
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2023年10月)
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