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夫「俺のごはんは?」私「ないよ」好き嫌いが多く、文句ばかり。そんな夫の食事をつくるのをやめたら

料理の大変さを夫に訴えた私。しかし、夫から返ってきた言葉は「俺は別に手料理いらないから」でした。デリカシーのない夫に、私がとった行動は……!?

夫の好みに合わせて料理

夫は、食べ物の好き嫌いが激しいです。食べられないものは魚介類全般、オクラのように粘り気のある食材や、ナスのように柔らかい食材など、さまざま。

 

和食はほとんど食べませんし、ミネストローネなど、いろいろな食材が入った料理も嫌いでした。

 

夫の嫌いなものが私の好きなものであることも多いため、夫に合わせた食事を準備するのはとても大変。考慮して作った料理でも「味が好みじゃない」と文句をつけて食べないということもあります。

 

かと言って、献立を考えるなど協力をしてくれるわけでもないのです……。

 

大変さを伝えたかっただけなのに…

ある日、私は夫と子どもを連れて、食材の買い出しへ行きました。

 

夫は人混みや買い物も嫌いなので、車に乗って駐車場で待機。買い出しも子どもの相手も私に全部丸投げの状態でした。

 

さすがに理不尽さを感じた私は、買い物終了後に「あなたの好き嫌いを踏まえた上で献立の検討から食材の買い出し、あと片づけまでするのは大変なの」と話をしました。

 

しかし、夫から返ってきた言葉は思いもよらないものでした。

 

「俺に合わせてほしいなんてお願いしてないし、大変なら無理して手料理を作らなくていい。俺、毎日レトルトとか冷凍うどんでいいよ。むしろそっちのほうがいいわ」と言うのです!

 

もともとデリカシーのない発言が多い夫ですが、あまりにもひどい言葉に、傷ついた私は泣いてしまいました。

 

夫は、涙する私を見ても「いいじゃん! 無理して作らなくていいって言ってるんだから」と、泣いている理由を理解していない様子。謝罪すらありませんでした。

 

手料理を作るのをやめてみると

夫の発言に傷ついた私は、夫に合わせて料理することをやめました。自分と子どもの分だけ料理をして、夫にはレトルト食品やうどんを出すようにしたのです。

 

私が作る料理を見て、「おいしそう! 俺のは?」と聞いてくることもありましたが、「え? 何言ってるの? ないよ」と返し、レトルト食品とうどんだけを出し続けました。

 

1週間が経ったころ、ようやく夫が「なんで俺だけ料理ないの?」と尋ねてきました。自分の発言を忘れている夫に「手料理はいらないって言ったのはあなたでしょ?謝ってくれるまで、あなたに手料理を食べさせるつもりはないから」と私は思いをぶつけたのです。

 

夫は「無理して作らなくていいって言いたかっただけで、レトルトが食べたいわけではなかった」と言いました。

 

それでも謝らない夫に、私は「あなたは何気なく言ったのかもしれないけど、私は傷ついたんだからね」と反撃。すると、夫は「捉え方の違いはあると思うけど、傷つけたのなら謝る。ごめん。だから、俺にもごはんを作ってほしい」とようやく謝ってくれました。

 

 

以降、夫は食材の買い出しを手伝ってくれたり、私が買い物の間は子どもの面倒を見たりと、協力的になりました。さらには「今日は俺が作りたい!」と、食材の調達から調理まで夫がおこなってくれることもあります。今では当時のことを2人で笑い話にしています。

 

 

 

著者:まさの/女性・主婦
イラスト:おみき

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

 

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