赤ちゃんが生まれてから「貯蓄」を意識するようになりました。わが子の将来のためにも確実にお金を貯めていきたい。しかし実際には思うようにお金が貯められません。そこで今回は、FP(ファイナンシャルプランナー)から「お金を貯める基本ルール」を学ぶ機会がありましたので、ご紹介したいと思います。
まずは家計収支の実態を知る
お金を貯める際にまず心得ておきたいのは、家計の収支を把握することだとFPは言っていました。家計簿やスマホアプリなどを利用し、家計収支の把握を1年間続けると、収支の実態が見えるので、ムダを省くきっかけにもなるそうです。
毎月の生活費を一定にし、それ以上使わないようにするなど翌年のお金の使い方に生かすこともできると教えてもらいました。さっそく実践していますが、費目ごとの予算を決めやすくなりました。
袋分け作戦で「貯めるお金」を確保
食費や日用品費など費目別にお金を袋に入れ、残金を確認しながら計画的に使う方法を教わりました。今までは必要なときにその都度ATMで現金を引き出していましたが、この袋分け作戦を実践すると赤字になる月が減りました。
予算どおりにいかないこともありますが、制限を設けることで支出に歯止めがかかったのは確かです。節約と同時に、貯められるお金を確保できるようになりました。
着実にお金を貯めるなら天引き方式
お金を着実に貯めるなら「天引き方式」がおすすめだと聞き、給料から天引き方式で積み立てを始めました。すると、なんと1年間で50万円貯めることができました! また学資保険など、一定の保険料を支払って貯めていくのも方法とのことでした。
さらに、税金や保険料などの支払いを、月々積み立てしていくアイデアも聞きました。先を見据えてコツコツ貯められる自分なりの方法を見つけることが大切だと感じます。
ただ節約してお金を貯めることばかり考えていると、疲れてしまうこともあると思います。ママも気兼ねなく使えるおこづかいを確保したいところです。費目におこづかいを加え、モチベーションアップにつなげるのもいいかもしれませんね。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。