しかし3日後、まさかの入院する事態に急展開したのです……!
再受診で判明した、衝撃の診断結果
病院に行ってから3日たったころ、足に赤紫の斑点ができていることに気付きました。すぐにかかりつけの小児科を再受診したところ、そこでもらったものは先日の蕁麻疹の際に処方された物と同じ薬でした。
その日以降、その薬を飲ませ様子を見ましたが、赤紫の斑点は減るどころか腕や顔にまで増えていき、顔はまるで試合後のボクサーのようにパンパンに腫れていました。さらには、斑点だけでなく、腹痛があったこと、全身のむくみによって歩けない状態だった娘。
これはおかしいと思った私は、大きな総合病院を受診することに。小児科の先生と皮膚科の先生に診ていただいた結果、娘はアレルギー性紫斑病(しはんびょう)という病気で、入院することになりました。
その後点滴治療を受けると、娘の状態は日に日に良くなり1週間ほどで退院しました。退院後は1年間経過を見てもらうため月に1回、病院に通いましたが、その後特に体調をくずすこともなく、現在小5になった娘は元気にしています。
軽い蕁麻疹だと思って安心していたところ、状態が急変して驚きましたし、まさか入院になるとは思ってもいませんでした。とっさに紹介状ももらわずに総合病院を受診しましたが、何かが違うと感じた自分を信じてよかったと思いました。今後も子どもが体調をくずしたときは、日々よく経過を観察しておくことが大切だと感じた出来事でした。
※大きな病院(特定機能病院、500床以上の地域医療支援病院など)を受診する場合には、原則として他の医療機関からの紹介状が必要になります。医療機能に応じた役割分担を進めるために、診療所等からの「紹介状」がないまま、大病院を受診した場合、診察料のほかに5,000円以上の「特別料金」を上乗せするしくみが導入されています(緊急時を除く)。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:山下あさみ/30代女性/2013年、2017年生まれの姉妹のママ。簿記2級の資格と、事務職歴10年の経験を生かし夫の自営業の経理全般を担当している。すきま時間にゲームをするのが趣味。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)