赤ちゃんが風邪っぽい…病院に連れていく判断の目安は?【助産師に相談】

2018/04/29 19:00
ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は赤ちゃんが病気になったときの対処について悩んでいるママさんからの質問です。

救急車のイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は赤ちゃんが病気になったときの対処について悩んでいるママさんからの質問です。

 

Q. 赤ちゃんが風邪っぽいけど、受診するべきか判断に困っています

生後6カ月の男の子を完母で育てています。まず、主人が1週間ほど前に風邪っぽくなり、治ってきたかなと思ったら、見事に私が風邪をひきました。私は内科に行き、授乳中でも大丈夫な薬を処方されて飲んでいるのですが、一昨日の夜から子どもまで空咳? みたい症状が出るようになりました。

 

それだけなら様子を見ようかと思ったのですが、昨日の夜から水っぽいうんちが出ています。熱はなく、おっぱいも飲み、離乳食(つぶしがゆ)も食べてますが、受診したほうがいいのでしょうか? 風邪だからといって誰かに見ていてもらえるわけではないので、うつしてしまったかもと心配です。どのくらいが受診の目安なのでしょうか。
 

宮川めぐみ助産師からの回答

質問者さんの体調はいかがですか? お世話もありますし、なかなか大変ですよね。お子さんは下痢気味? のようですが、回数はどのくらいになりますか? ご機嫌はいかがでしょうか? 排便の回数が増えたようなことはなく、特に機嫌なども変わらずに食べたり飲んだりできているようでしたら、そのまま様子を見ていていただいていいと思います。

 

そばでお子さんを見ていて、判断を求められると戸惑いますよね。そんなときは「#8000」や「#7119」に電話をして相談してみるといいと思いますよ。実際に会話のやり取りができますので、安心できることもあるかと思います。質問者さんが安心できる方法を選んでみてくださいね!

 


※参照元:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/11/0

 


赤ちゃんが病気っぽい…そんなとき、どうする?

「なんだか赤ちゃんの様子がおかしい…熱もありそうだし、咳も出ている。もしやこれって風邪?」


そう思ったとき、どう対処していますか? 症状がつらそうであれば即病院へ向かうと思いますが、症状以外は普通に元気で食欲もあるという場合、なかなか判断が難しく、こんな軽度で受診していいものなのか…と悩んでしまいますよね。そこで、どの程度を病院へ行く判断の目安とするか、風邪の症状別に紹介します。


・熱
赤ちゃんの場合、38℃の熱があっても機嫌がよく、おっぱいもよく飲み、水分も摂れているなら家で様子をみてもよいでしょう。もし、熱が数日続いている場合、38℃以上の熱や平熱より1度以上の熱があり、機嫌が悪く、おっぱいをあまり飲まないという場合は受診をおすすめします。特に、赤ちゃんに持病がある、熱のほかに嘔吐や下痢が続いている、ぐったりして元気がない、おしっこが12時間以上出ていないなどの場合は、すぐに病院へ行きましょう。生後間もない赤ちゃんが熱を出している場合、何らかの病気が原因であったり、脱水を起こしていたりするので早めの受診が必要です。

 

・咳
赤ちゃんがどのような咳をしているのかを確認してください。コンコンと軽い咳がある程度でしたら、様子をみてよいでしょう。しかし、咳とともに嘔吐したり、痰に血液が混じっていたり、また、喉や肺から「ゼーゼーヒューヒュー」と音がして呼吸が苦しそうな場合、あるいは咳き込んで眠れないという場合には病院へ行きましょう。

 

 ・鼻水
風邪をひいて鼻水が詰まってしまうと呼吸や哺乳がうまくできなくなり、次第に元気がなくなったり、中耳炎などを併発したりすることがあります。ご自宅で鼻水を吸い取ることができない場合は、病院で鼻水の吸引をしてもらえるので受診するとよいでしょう。赤ちゃんは鼻詰まりが解消されると呼吸が楽になり、おっぱいも飲みやすくなって夜もよく眠るようになります。

 


早く対応するためのポイント

赤ちゃんの風邪を早くしっかり治すためにはどのような対処が必要か、日ごろから気を付けることや緊急の相談先について紹介していきます。

 

日ごろから気を付けること

・赤ちゃんの体調を観察する
赤ちゃんが風邪をひいてしまったとき、ふだんと「どのくらい違う状態なのか」を確認できる目安があるとあわてずに対処できるでしょう。そのためには、ふだんの赤ちゃんの様子や行動、体温・授乳量(離乳食なら食事量)・便の様子・睡眠時間などを知っておくことが大切です。

 

・「いつもと違う」と思ったら病院へ

日ごろ赤ちゃんの様子を見ているママやパパが「いつもと違う」と感じた場合は、病院へ行きましょう。「病院に連れて行くと、かえってほかの病気を移されるのでは?」と心配されている方もいらっしゃいますが、いつもと明らかに違う状態のときは自分で判断せず、受診をおすすめします。

 

緊急の相談先

・小児救急電話相談事業

厚生労働省では、小児救急電話相談事業(#8000)という制度を開始しています。この制度は、子どもや赤ちゃんがケガをしたときや熱が出たときに「受診した方がいいのか」「どのように対処すればいいのか」など判断に迷ったときに、小児科医師や看護師へ電話相談ができるものです。地域によっては休日や夜間も対応してくれるので、「病院へ行くかどうかで迷っている」というときには、まず一度相談してみましょう。

 

※小児救急電話相談事業(厚生労働省)http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

 


※引用元:基礎知識(ベビー)「赤ちゃんが風邪をひいたときの対処法は?病院へ行く判断の目安は?」〈 https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/1080  〉
 

以上が赤ちゃんの病気への迅速な対処法になります。なかなか病院に行きづらかったり相談しにくかったりするかもしれませんが、自分だけの判断で対応を決めてしまうのは、危険な場合もありますので、気をつけてくださいね。上記の#8000のほかにも、東京消防庁による東京消防庁救急相談センター(#7119)http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-nakano/info/7119.htmlという制度もありますので、あわせてご利用ください。

 

 

ベビーカレンダーは、妊娠や育児のお悩みを抱えたママさんの強い味方でありたいと思っています。自分だけではどうしても解決できなかったとき、不安で仕方がないときは本物の助産師や管理栄養士がリアルタイムでお悩みや質問にお答えする『助産師に相談』『管理栄養士に相談』の掲示板をぜひご活用ください!


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