離乳食が1日3回になり、順調に進んでいくと多くのママさんたちが考え始めること。それは、断乳するか否か、断乳するならいつにするか、ということではないでしょうか? 今回は参考までに、私が成功した息子の断乳方法についてお話しようと思います。
断乳を意識したのは生後10カ月ごろ
私の息子は食べることが好きで、離乳食も1日1回から2回、そして3回へと順調にステップアップしていきました。生後10カ月ごろには1日3回プラスおやつもしっかり食べていて、栄養面ではもう母乳は必要ないだろうと私は感じていました。
私自身にも授乳の負担をなくしたいという思いがあり、1歳を過ぎたら断乳しようかと考え始めたのはこのころでした。
断乳作戦開始、まずは1回減らす
息子が1歳1カ月を過ぎたタイミングで、私は断乳作戦を開始しました。いきなりパタッと断乳する方法もあるようですが、私が選んだのは徐々に授乳回数を減らす方法です。
当時は1日6回ほど授乳していましたが、それを5回にして1週間過ごしました。次の週は1日4回、その次は3回…という具合に減らしていき、5週間かけて1日1回だけの授乳にしました。
断乳初日は泣かれたものの…断乳に成功!
ついにやってきた断乳の日。いつも飲んでいた寝る前のおっぱいをもらえなかった息子は、ぐずって泣き始めました。そうなるだろうと覚悟はしていたので、私はとことん付き合うつもりで添い寝をしておなかをトントンしていたのですが…なんと、30分も経たないうちに息子はぐずりながらも眠りに落ちていったのです。
泣いたのはこの日だけで、次の日からは添い寝するだけであっさり眠るようになりました。
息子の断乳は、拍子抜けするほどあっさりと終わりました。時間をかけて少しずつ減らしていく、という方法が、私と息子には合っていたのかもしれません。すべての人に当てはまるわけではないと思いますが、参考にしていただければ幸いです。
著者:上杉芽生
一男一女の母。結婚を機に小売業の会社を退職。現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中している。