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「ど…どこですか?」施設に入れたとして、父はどこに飛ばされるか #預金資産ゼロの父が倒れた話 146

「預金資産ゼロの父が倒れた話」第146話。2児の母でありヲタクであるエェコさんによる、お父さんが倒れたときの話を描いたマンガを紹介します。

エェコさんのお父さんは脳の病気で倒れ、リハビリ院に入院。記憶力低下が顕著で預金も資産もない状態だったので、生活保護を申請して支給金を受けることに。紆余曲折の果て、別の病院に移るも精神不安定で暴れるようになり、鎮静剤を打たねばならない状況に……。車椅子にベルトで固定されながら病棟の廊下を放浪しているお父さんの姿を見て、ショックを受けるエェコさん。さらに数日後、お父さんの実家の家財処分を進め、残ったのは段ボール箱2つ。切ない気持ちになりました。

その後、固形食を受け付けなくなったお父さんは半流動食へと移行し、再びリハビリ院に戻ることに。リハビリ院では紙おむつをズラして服を濡らしてしまうようになり、これまで週1だった洗濯交換が週3に増加。4回目の呼び出しがきて、エェコさんの体力・時間・精神は限界到達。出費を覚悟で洗濯業者に頼むことにしたのでした。自分でできることが皆無になり罪悪感の波に襲われたエェコさん。心苦しい中、半月が過ぎてお父さんの容態を聞きに行くと、暴言は収まった様子。ただ、すぐトイレに行きたがるほか、注意散漫で半流動食すらほぼ食べず、マスクの下でよだれが止まらないのだとか。さらに、点滴が必要なほど血圧が低下したり、リハビリができなかったりする日もあるらしく、手放しで喜べません。車椅子で徘徊する元気だけはあるようなのが唯一の救い(?)で……。

主治医の先生の話では、「要介護度4」に上がるとのこと。重度の介護と全般的介助が必要で、自立歩行できず理解力も低下していたお父さんは、まさにその段階に達しているのかも……。悪くなっている気配しか感じないエェコさん。帰り道、「良くなる未来が見えねぇ~~~」と心の中で絶叫していました。

 

今度は何…!?

預金資産ゼロの父が倒れた話 146

 

預金資産ゼロの父が倒れた話 146

 

預金資産ゼロの父が倒れた話 146

 

 

預金資産ゼロの父が倒れた話 146

 

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預金資産ゼロの父が倒れた話 146

 

預金資産ゼロの父が倒れた話 146

 

リハビリ院に転院後さらに1カ月。再び父が施設に移れる見込みが出てきました。前回決まりかけていた施設の会社がまたも名乗りを上げてくれました。そして、恐れていた行き先は……?

 

なんとこのリハビリ院から徒歩5分の場所だとか! ということはつまり、自転車で私の家から30分の距離ということ。前回よりも(私にとって)条件が良くなるというミラクルに、泣くほど感謝しました。

 

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以前、お父さんの容態が急変したためとん挫してしまった介護施設への入居。そのおかげか否か、今回は家から近い施設に入れそうだということがわかりました。すぐ会いに行ける立地というのは、お父さんにとってもエェコさんにとっても重要なことですよね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターエェコ

    長男と長女を持つヲタママ。妊娠コミックエッセイ『腐女子な私が、母親に!?』がKADOKAWAから発売中。

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