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母がまさかの失踪!?会う予定だった母が実家にいない…行方不明の真相にあ然!

私と妹が結婚して実家を離れてから、両親はずっと2人で生活しています。両親は考え方がやや幼く、これまでも私と合わないと感じたことはありましたが、それほど気にしていませんでした。しかしある日、あまりに非常識な2人の行動に、私はがく然としたのです……。両親との間に起こったまさかの出来事を紹介します。

 

実家で待っていたのは様子のおかしい父

母がまさかの失踪!?会う予定だった母が実家にいない…行方不明の真相にあ然!

 

母がまさかの失踪!?会う予定だった母が実家にいない…行方不明の真相にあ然!

 

私に3人目の子どもが生まれて約2カ月後、私たち夫婦は車で1時間のところにある実家へ遊びに行く計画を立てていました。電話で「赤ちゃんの時期は今しかないから貴重だよね。会いたいな」と言っていた母。それを聞いて私は、なんとしてでも子どもたちを連れて、実家に遊びに行きたいと考えたのでした。

 

しかし当日、道路工事による渋滞に巻き込まれるはめに。途中で「トイレに行きたい」「おやつが食べたい」とぐずる子どもたちをなだめつつ、2時間かけてやっとのことで実家に到着したのでした。

 

私たちが実家に着いたときは、父が外まで来て出迎えてくれました。しかし、そこに母の姿はありません父に居場所を問うと「うーん……」「どこ行ったかな、買い物かも……」と、なんだか歯切れの悪い返事ばかり返ってきます。

 

父の返事を聞いて、首をかしげる私と夫。子どもたちも「ばあちゃんは?」としきりに気にしています。しびれを切らした私は「どうしていないの? どういうことかちゃんと説明してくれる?」と聞きました。すると父は「わからない。3時間前に起きたときにはもういなかったんだ……」と答えたのです。

 

 

一体どこに?探しても見つからない母

「起きたらいないってどういうこと?」と聞いても、父は「わからない」を繰り返します。母と連絡を取ろうにも、スマホは家に置きっぱなし。連絡を取る手段がないのです。もしかして事件や事故に巻き込まれたのでは……? 私は不安に襲われました。車で買い物に行った可能性もありますが、父に無断で出かけるとも思えません。

 

今考えると、緊急事態にもかかわらず、父の態度はのんきなものでした。私が「あと1時間待ってみて、帰って来なければ警察に連絡しよう」と言うと、「うーん……大ごとにはしたくない」と寝っ転がりながら答えていたのです。

 

私は、ちょっとでも母が見つかる可能性があるのならと思い、夫と子どもを実家に残して近所を運転しながら探しました。しかし、どんなに探しても母の車は見つからず、ついに日が暮れてしました。日帰りの予定だったので、自宅では愛猫がおなかをすかせて待っています。私は父と仕事が終わってかけつけた妹に探すのを任せて、後ろ髪を引かれる思いで自宅へ帰りました。

 

行方不明事件の真相は?どこまでもヤバイ両親

家に着いてすぐ、両親と妹から「見つかった! 帰ってきた」との連絡が! 話を聞くと、母は「お父さんに言われたひと言が許せなくて、1日中デパートで時間をつぶしていたの。せっかく来てくれたのにいなかったのは良くなかったかもしれないけど、原因はお父さん。私は悪くない」と言いました。そして父は「無事に帰って来たんだからもういいよ、この話はここまで」と話を遮ろうとするのです。

 

そんな対応をされ、感情が忙しい私。会う予定だったのにどうして我慢できないんだろう? しかも全部父のせいにするってどういうこと? そして、父も父です。知っていたのになぜ何も知らないふりをしたの? 私が必死で探している間、何を考えていたの?

 

聞きたいことはたくさんあるのにすぐに気持ちの整理ができず、当たり障りのない話だけをして電話を切りました。

 

そんなとき、すべての成り行きを見守っていた夫が、静かに「まだ産後2カ月。遠くから来た娘の気持ちをこんなふうに踏みにじるなんて。他人なら殴っていたかも」と。その瞬間、私は自分や子どもの気持ちをいとも簡単に踏みにじり、謝罪すらしない両親に怒りと悲しみを感じているのだと気付きました。きっと、父も母も謝る気はないのでしょう。私もそれは求めません。しかし今回の事件は、やはり私と両親では考え方が合わないと再認識するきっかけになりました。

 

まとめ

父と母の行動は、どちらも非常識なものだったと思います。しかし、何か言ったところで、きっと両親は非を認めないでしょう。この出来事により両親との関係が壊れることはありませんが、さりげなく距離を置いています。月に1回顔を出していたのが、2カ月に1回、3カ月に1回となっていることに、両親が気付いているのかはわかりません。

 

今回わかったのは、夫が思いの外、私の支えになってくれているということです。両親に対して我慢しがちな私に寄り添い、いつも味方でいてくれると感じられました。嫌な思いをしましたが、夫婦の仲が深まった出来事でもありました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:水島 なつめ/30代主婦。筋トレ狂いのマメな夫、子ども3人、猫4匹で生活中。趣味のカラオケがしたいけどなかなか時間が取れず、常にじれったい思いを抱えている。

マンガ/さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

 

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