私は頭が真っ白になり、恐怖で心臓がバクバク震えだしました……。
頭が真っ白になったママさんからの連絡
息子が小学生の頃、市のスポーツクラブに通っていました。夫が毎回送迎し、息子をサポートしてくれて感謝していました。やがてスポーツクラブで、息子は同い年の男の子Aくんと仲良くなりました。
Aくんは夫にも懐くようになり、自然と家族ぐるみのお付き合いが始まりました。Aくんのママはいつもおしゃれをしていてきれいな人でした。
ある日、「いつも息子が仲良くしてもらっているので家に遊びに来ませんか？お昼ご飯も一緒に食べましょう。息子も楽しみにしてます。」と、誘ってきました。
私は下の娘がまだ小さいので行かなかったのですが、この日がきっかけとなり、夫とAくんのママの距離が縮まったようです。AくんもAくんのママも夫を気に入り、誘われる回数も増えて、スポーツクラブから帰るのが遅くなり始めました。
ある日、Aくんのママから私に連絡がありました。
「旦那さまがうらやましいです。いつもやさしいですよね？」
「アノ時もやさしいですよね？私にもやさしかったです」
挑発するような言葉に私は頭が真っ白になりました。
私は返事をするのをやめてしまいましたが、心臓がバクバク言っていたのがわかりました。夫に裏切られたのかもしれないと、とてもショックだったのと同時に、Ａくんママの言動に恐怖を覚えたのです。
その後、問い詰めると夫は浮気を認め謝ってきました。落胆は大きかったものの、なんとかして子どもたちの前では平然を装っていた私。けれどもなにかを察したのか、息子がスポーツクラブへ行くのを嫌がり始めたので退会することに。
Ａくんママはその後、遠くの県に引っ越したため関係は終わったと思います。けれども私が夫に対しての気持ちが完全に冷めてしまいました。もう信じることはできそうにありません。今はまだ結婚生活を続けていますが、子どもたちも大きくなったので、離婚を切り出すつもりです。そして自分の新たな人生を歩んでいきたいと思っています。
著者：山田由里子／50代女性／大学生の娘、息子を育てる2児の母。保育園にパート勤務。趣味はおしゃべりとドラマ鑑賞。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年7月）
