子どもとべったり一緒だった毎日から、お仕事モードにスイッチする仕事復帰。子育てと仕事、両立できるか不安を抱いているママも多いのではないでしょうか。私もそんなママのひとりでした。仕事復帰に際して、やってよかったことをご紹介します。
仕事復帰すると家族の生活はどう変わる?
仕事復帰の前後で変わったものはたくさんありますが、まずは1日の始まり、起床時間が変わりました。当時1歳半の娘は夜泣きもあったので、育休中は朝8時を過ぎてから起きる日々でした。
復帰後の始業時間は、9時。6時に起きて、娘と自分の身支度、余裕があれば夕飯の支度などをしてから出発するという毎日が始まりました。保育園に慣れないうちは、帰宅後にぐずることが多く、そんな娘の心を満たしながらも、「早くご飯やお風呂を済まして寝かせないと明日起きられない…!」と心ばかり焦ることが多かったように思います。
ごみ捨てと送りはパパ!時間に余裕ができた
朝から寝るまで、とにかくバタバタの毎日。育休中の家事は、ほとんど私がやっていたため、復帰後もなんとなくそのままの分担で暮らしていましたが、体も心もしんどいな…と思うことが増え、パパと話し合うことにしました。
我が家のパパは早起きが苦手で、料理もできません。そんなパパにもお願いできる家事を探して、朝のごみ捨てと保育園への送りをお願いすることに。たったそれだけのことだけで、貴重な朝の時間を有効活用できるようになり、すごく楽になりましたよ。
保育園への送りにはパパにもメリットが!
朝の送りをお願いするまで、保育園とパパの接点はほぼありませんでした。しかし、パパが毎朝保育園を訪れるようになり、先生やクラスメイトの顔を覚えたり、園の雰囲気を肌で感じたりと、私の負担が軽減される以外にも大きなメリットがありました。
私が職場の会食や仕事で遅くなる日は、パパに保育園のお迎えをお願いすることもあります。これまで定時で帰ることなどなかったパパも、子どものお迎えを理由に帰りやすくなったそうです。私の仕事復帰を機に、家族について考える時間や子どもと触れ合う時間が増えたことは、パパにとってもよかったと感じています。
ママの仕事復帰を機に、自分の負担が増えたと感じてしまうパパもいるかもしれません。しかし、楽しいことだって増えます。「なんとなく」ではなく、ちゃんと話し合いを持つのがポイント。子育てしながら働く生活を、家族みんなで楽しんでみましょう。
著者:金谷ともみ
第2子妊娠中、5歳の娘の母。働きながら結婚、出産、産休育休を経て復帰、マイホーム購入などを経験。よりフレキシブルな働き方を求めて、ライターに転向。