息子が小学1年生のころのお話です。あるママ友と連絡を取り合い、授業参観に一緒に行ったことがありました。
ひと言余計! 会うと必ず1つは嫌味を言うママ友…
そのときママ友から「私さ〜週5パートなんだけれど、会社の上司から正社員になれってうるさく言われていて〜。〇〇ちゃん(私)は、どれくらい働いているの?」と聞かれたため、私は正直に「週3くらいパートで働いているよ」と答えました。
すると、ママ友は意外そうな顔で「少ない! 時間がたくさんあっていいね~」と驚いてみせました。その反応に少しモヤッとしつつも、その場は流すことに。
後日、友だちとランチへ行ったことをSNSに投稿すると、ママ友から「いろんなところに出かけて、遊びで忙しそうだよね」とコメントが。
さらに、またある日のこと。近所のスーパーでバッタリ遭遇したときに、「仕事が急に休みになっちゃったから、明日カフェでも行かない?」と誘われたのですが、「明日は仕事なんだ、ごめんね」と断りました。すると、そのママ友は「仕事はさておき、毎日忙しそうだもんね~」とひと言……。
どうやらこのママ友、私のことを「仕事もそこそこに、遊び歩いているママ」だと言いたいようで、私はモヤモヤ。とはいえ、子どもの小学校が同じで、住んでいる場所も近いとなると、なかなか縁を切ることはできません。
そこで私は、意識的にポジティブワードで返答を心がけることに。「忙しそう」と言われれば「うん! 充実しているよ♪」と答え、「時間があっていいね」と言われれば「いいでしょ!」と前向きに答えることに。すると、ママ友はおもしろくないのか、嫌味を言ってくることがなくなりました。
ポジティブな返答を心がけることで、ママ友からの嫌味もなくなり、私の心のモヤモヤはなくなっていきました。自分自身の心持ち次第で、ママ友付き合いの不満を解決できることもあると気づくきっかけとなった出来事です。
著者:佐野千佳/30代女性・パート。8歳の息子と、4歳の娘を育てながら、週5パートに出るワーママ。自分のしたいことも楽しむアクティブ系の30代女子。真面目でやさしく研究熱心な息子と、ポジティブで明るくひょうきんな娘に癒やされる日々を送る。
イラスト:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています