本心かどうか定かではありませんが、麻耶さんは和馬君との喧嘩のあとに「あんな子ほんとに可愛くない。」とポツリ。
母親の心ない言葉に傷付いた息子は
麻耶さんが和馬君のことを叱るのは「あの子のため」だそうですが、妻の性格を知っている亮太さんには肯定も否定もできません。
次第に悪化する和馬君と麻耶さんの関係性に、亮太さんは頭を悩ませます。
そんなある日のこと。亮太さんは、和馬君から母親との関わり方について相談を受けます。
自分が悪いときもあることを認めつつも、和馬君は自分を否定するような麻耶さんの言動に深く傷付いている様子……。
かつて和馬君のために離婚を踏みとどまった亮太さん。
「邪魔なのは、麻耶だっつーの。」という息子の言葉に、どう返して良いかわからなくなってしまうのでした。
成長するにつれ、子どもが自分の意思を持って行動するのは当然のこと。親だからといってすべて思い通りにはできませんよね。
麻耶さんは言うことを聞かせようと強い言葉で否定したり、頭ごなしに和馬君を叱ったりしているようですが、それでは逆効果。
「息子のため」と心から思っているのであれば、和馬君の成長を受け止め、命令口調ではなく「なぜダメなのか」をわかりやすく伝えてあげて欲しいですね。