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「待って!」脱衣所のドアが開きそうに。私が見られたくなかったのは自分の体ではなく…

ある日、お風呂に入るために服を脱いでいた私。そのとき、夫が脱衣所のドアを開けようとしました。普段ならそこまで気にならないのですが、このときは絶対に開けられたくなくて……。

脱衣所での焦りの一瞬

その日は休日だったので、子どもと夫は先にお風呂に入っていました。

 

平日は私がワンオペで子どもをお風呂に入れるため非常に慌ただしいのですが、「今日はのんびりひとりでお風呂に入れる」と思いながら、お風呂に入る準備をしました。

 

入浴後に着るパジャマを用意して、「お風呂に入ってくるね」と夫と子どもに言い、私は扉を締め、脱衣所で服を脱ぎ始めました。ちなみに、わが家は脱衣所をまっすぐ行くとお風呂があり、その隣にはトイレがあるため、脱衣所を通らないとお風呂にもトイレにも行けないような作りになっています。

 

そして、ちょうど衣服をすべて脱ぎ終わったとき。脱衣所のドアが開きそうに。夫がトイレへ行くために開けようとしたのだと思いますが、私は焦ってしまいました。

 

生理の日の小さな悩み

普段なら、たとえば私が脱衣所にいても夫がトイレに行こうとするのを気に留めることはありません。しかし、そのときは事情が違いました。

 

ちょうど私は生理中で、お風呂に入る前にトイレでナプキンを処理したいと思っていたからです。そして、私はもうすでに衣服をすべて脱いだ状態。そのため、全裸でショーツからナプキンを取って、くるくるとナプキンを巻き、ゴミ箱に捨てるという一連のナプキン処理場面を夫に見られるのは非常に恥ずかしいと感じました。

 

夫にお願いしたこと

そこで、ドアを開けようとする夫に対して必死に拒否。「お願いだから1分待ってて。1分経ったらトイレに行っていいから」と声をかけました。

 

普段はこんなことないため、夫は「なんで?」と言っていましたが、私は「ナプキンを捨てたいから」と言うのがなぜだか恥ずかしく……。ただ「あとにして」とだけ伝え、夫もドアの前で待ってくれていました。

 

その後、私がナプキンの処理が終わり、タオルを体に巻いてから夫に声をかけると、夫は「何かあったの?」という不思議そうな顔をしてトイレに行ったのでした。

 

 

はじめから夫に素直に言えばよかった気もしたのですが、焦りもあったのだと思います。なぜだか恥ずかしさから言えなかった私。生理は隠すことではないですし、夫には自分の状況をわかっておいてほしいもの。次の生理のタイミングなどで、夫には「あのときはね……」と事情を話してみようと思います。

 

 

 

著者:nanoka22/30代女性・社会人として約10年働いたのち、現在は2児の30代ママ。コンテンツクリエイターとして、自身の経験をもとにした体験談や考えを執筆している。
イラスト:ののぱ

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

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