わが子が1歳近くになったころ、おままごとやお医者さんごっこなどの「ごっこ遊び」に興味を持ち始めました。私が相手をする機会も増え、どうやって遊んであげれば盛り上がるだろうと考えました。私が実践していた、ごっこ遊びを盛り上げるコツを紹介します!
セリフのバリエーションを増やす!
当時1歳、戦隊ヒーローに興味を持ったわが子はよく「戦いごっこ」で遊んでいました。キックやパンチをしてくるわが子に対して、私は「やられた!」と反応することしかできず、遊び方がワンパターンなことが気になっていました。
そこで、新たにセリフを考えてみることに! たとえばわが子が登場するときに「正義の味方参上!」、やられた私は「油断した!」など、セリフのバリエーションを増やしてみました。いろいろなセリフがあるとわが子も大喜び。これまで以上にごっこ遊びが盛り上がり、私自身としても楽しくなりました。
人形を仲間に入れる♪
また、ごっこ遊びの際に人形を仲間に入れると、より楽しくなりました。たとえば「お店屋さんごっこ」をするとき。うさぎとくまの人形を持ってきて、「うさぎさんやくまさんに何がほしいか聞いてみる?」とわが子に促します。するとわが子はそれぞれの人形に向かって話しかけていました。登場人物を増やすと、遊びの世界が広がってよかったです。
また、人形ごとに口調を変えて話しかけてみるなど、キャラクターを演じてあげると大喜びしてくれました。
空き箱や紙袋、ダンボールなどを利用する!
ごっこ遊びを盛り上げてくれるおもちゃ。購入するのもいいですが、空き箱や紙袋、ダンボールなどで代用することもできます。
たとえば「戦いごっこ」。わが家ではダンボールでよく変身ベルトを作ってあげました。クレヨンで塗るなど、工作遊びに導くこともできます。「お買い物ごっこ」では、空き箱をレジに見立てて遊びました。ごっこ遊びのグッズ作りから一緒に楽しむとより遊びの幅が広がっておすすめです。
ごっこ遊びは、わが子にとって言葉や手先を使ういい機会にもなりました。忙しいときは思うように相手ができないこともありますが、できるだけ親子時間を大切にしたいですよね。ぜひお子さんとごっこ遊びをするときの参考にしてみてくださいね!
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。