義母が持ってきた段ボール。中身は…?
長男を出産した病院に、義両親がお祝いを持ってやってきました。手に持っていたのは大きな段ボール箱。しかし中身を見て驚愕しました。
義両親が持ってきたのは「あひるのおまる」。もともと白かったであろうそれは、経年劣化で黄ばんでいました。
「これどう~?」とニコニコする義母をよそに、夫は赤くなってプルプル震え「なんでこんなものを……」とつぶやきました。このおまるは夫が子どものころに使っていたものだそうです。当時、夫は30代半ば。つまり、30年以上しまいこまれていた代物です。
義母は「まだまだあるわよ~」と言って、シミだらけの布おむつを取り出しました。これも、夫が使っていたものなのだとか……。
夫が「こんなもの捨ててくれ!」と言っても、義母は「洗ったから大丈夫」と聞く耳を持ちませんでした。
義母はいわゆる『片付けられない女』。以前、荷物だらけの義実家を片付けるように言っても、義母にとってはどれも大切な思い出の品だそう。捨てられないと言われてしまい、次第に私たちも説得を諦めてしまったのです。
結局、激怒した夫がおまるも布おむつも段ボールに放り込み、義両親を追い返しました。
著者:さくらはなこ/転勤族の年子男児ママです。夫が激務だったのでほぼワンオペ育児でした!
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
◇ ◇ ◇
ものを大事にするのはとても大切なことです。思い入れのある品を譲ってくれたと思うと、孫や息子夫婦への愛情もあったことでしょう。
しかし、出産祝いにお下がりを渡すのはトラブルになりがちです。お下がりをあげる際は、パパやママに必要かを聞いてからにしたいですね。
次の体験談では、友人が出産祝いを送ってくれたのですがーー。
友人からの出産祝い。嬉しいけれど戸惑ったワケ
友人から「出産祝いを送った」と連絡をもらいました。まさか出産祝いをもらえると思っておらず、楽しみに待っていたのですが、届いた贈り物を見て戸惑うことに…
…。
友人からの出産祝いは、乗って遊ぶタイプの大きなおもちゃでした。対象年齢は3歳からで、新生児のわが子が遊べるのは当分先……。わが家はベビーベッドや洋服などで、すでに居住スペースが圧迫されていて、大きなおもちゃを置いておくスペースがありません。
もちろん友人の気持ちには感謝しかありません。とても嬉しかったのは事実ですが、扱いに困ってしまったのが率直な感想です。
悩んだ結果、好意でもらったものということもあり、どうにか押し入れの奥にしまい対象年齢になるのを待つことにしました。
その後、子どもがおもちゃで遊べる年齢になり、ベビーベッドなども片付けて部屋にスペースができたため、そのおもちゃを出しました。しかし、子どもはあまり興味を示さず、少し遊んで見向きもしなくなってしまいました。
友人には申し訳ない気持ちいっぱいでしたが、きれいな状態のうちに必要としている人の手に渡ったほうが良いと考え、そのおもちゃはフリマアプリに出品することに。好意でもらったプレゼントだからこそ、扱いに困ることがあるということを身をもって体験しました。
著者:加藤絢香/0歳4歳を育てる2児の母。ネットショップでキッズ服を眺めるのが至福のひととき。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
◇ ◇ ◇
プレゼントを贈るとき、サプライズの楽しさもありますが、保管場所や被りなどを考慮すると、欲しいものを聞いてもいいのかもしれません。また、早々に使用するであろう消耗品や好きな商品の購入に使えるギフトカードなども喜ばれるでしょう。
最後に紹介する体験談では、とんでもない出産祝いと心ない言葉のダブルパンチを浴びてしまい……。
ひどい!義両親の心ない贈り物
退院するときに着せようと、妊娠中にベビードレスを手作りしていた私。しかし、義両親が持ってきた出産祝いはベビードレスでした。私が一生懸命手作りをしていたことも知っているはずです。
手作りのベビードレスを用意していると伝えると、義母は「あんな不細工なドレス、孫ちゃんに着せられない!」と一蹴。義父も「恥ずかしくないようにブランドもののドレスを買ったからな」と自慢げです。
不器用なりに頑張ったのに、どうしてこんなことを言われるのか、私は涙が止まりませんでした。
すると夫が「ブランドものと比べたら立派ではないかもしれないけど、この子の退院着には、気持ちがこもった妻のベビードレスを着せる!」とビシッと伝えてくれました。
義両親は動揺し「ママの気持ちがこもっているほうが喜ぶわよね。無神経なことを言ってごめんなさい」とその場で謝り、今後は夫や私の意向を無視した行動はしないと約束してくれました。
著者:桂ゆかり/働く乗り物が大好きな4歳の男の子と、ティッシュをひらひらさせて遊ぶのが大好きな2歳の女の子を育てるアラサーママ。夫は夜勤のため、月〜土曜日までワンオペの日々を過ごしている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
◇ ◇ ◇
義両親も、初孫に良いものを着てもらいたい! という一心だったかもしれませんが、パパやママの気持ちを汲まない行動はトラブルを生みかねません。
赤ちゃんの誕生は、パパやママはもちろん、まわりの人にとっても喜ばしいこと。お祝いを贈るなら、みんなが笑顔になれるようなものをプレゼントしたいですね。