まさかの診断結果が…
いつものように駆け寄ってきた娘を抱きしめようとしたときです。少し油断していた私は、抱きついてきた娘の勢いに敗れました。そして娘の固いおでこが私の口元に……。頭突きを食らい、かなり痛かったです。涙が溢れました。もがき苦しむ私の姿を見て動揺する娘を安心させようと、「大丈夫だよぉ」とひきつった笑顔で対応しました。そして痛みが引いたあと、前歯でりんごをかじると激痛が走りました。頭突きを食らったし、仕方ないと思いましたが、翌日になっても痛みは続き、膿のようなものが歯と歯茎の境目から出るように。歯医者に行こうとしましたが、お休みのため診療開始まで我慢することに。
そして、待ちに待った受診で先生が「歯茎の中で歯が折れていますね!」と、レントゲンを見ながら解説。歯茎を削り、残った歯に差し歯を被せることでなんとか修復しましたが、前歯の激痛は今でも忘れられません。
◇ ◇ ◇
当時、娘は成長期でした。毎日顔を会わせていたので気が付きませんでしたが、私が思っていたより娘は大きくなっていて、なおかつ抱きつく勢いがありました。油断していたこともありますが、娘の成長スピードに対応しきれていなかったのが敗因でした。
著者:山田花子/40代女性・主婦。姉弟を育てる専業主婦。犬好き。現在2匹の雄犬を飼っています。
イラスト:まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)