高校生のとき、女子校に通っていた私。同級生の中には、勉強が嫌いで保健室に通う生徒も少なくありませんでした。ただ、数学や歴史といった科目よりも不人気だったのが体育です。体育の時間になると保健室のベッドはいつも埋まっており、体育の先生もあきらめて見て見ぬふりをしていました。
そんな中、サボリという言葉と無縁だった私ですが、その日は本当に体調が悪く、体育の授業を欠席して保健室で休むことに。ちょうどベッドも空いていたので横になりました。次の授業はちゃんと出ようと決め、しばらくベッドで休んでいたのですが……。
体育の終業時刻が近づき、そろそろベッドから出ようとしたとき、なんとなく湿っぽい感触が。どうやら寝ている間に生理が始まっていたようで、布団の中を見ると真っ白のシーツが経血によって真っ赤に染まっていたのでした。
恥ずかしさのあまり、すぐにはその場から動くことができず、結局その日は1日中、保健室のベッドで丸まっていました。そして保健室から誰もいなくなったことを確認してから、保健室の先生に謝罪とともにベッドを汚してしまったことを伝え、先生と一緒にシーツの交換をしてから帰りました。その後は、いつ生理がきても対処できるよう、生理用品を常に持ち歩くようにしています。
著者:大場春奈/31歳の独身女性。ひとり暮らし中。趣味は韓国ドラマ、韓国料理、韓国コスメ。
作画:おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年6月)
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!