夫婦で名前を決定したことを知った義母は…
妊娠がわかったころのことです。義母に妊娠の話をしました。すると義母が自分が名前を考えると張り切りだしました。もちろんお願いはしていないので、私はただ困惑していました。
いざ出産を迎えるという少し前になると、「名前は決まったのか」としつこく聞いてきます。生まれるまで夫婦で誰にも教えないと決めていたため、本当は決まっていたのですが「まだ決まっていない」と伝えていることに。すかさず「この名前がいいわよ。占いでこの名前にするといいって言ってたから。」と義母。
「この名前の由来は健やかにやさしい素敵な人になるようにって意味で、他にもあれやこれや意味があってとても縁起がいいの。この名前にしましょう。これに決まり。ダメならニックネームでこの名前を呼びましょう」と、義母の考えた名前を名付けるよう諭されたのです。
断ってもしつこく同じ話をしてくるのと、とてもストレスだったのもあり、聞き流すことに。出産後、産院にいる間に出生届を書きいてすぐに夫に提出してもらい無事に夫婦でつけたかった名前に決めることができました。しかし、このことを義母に伝えた際、驚く言葉をかけられたのです……。
義母は、決めた名前を伝えると「この名前って……幸せになれるの?」「こっちにしておけば幸せになれるのに」「自分たちが何したかわかってるの?」などと言いました。しつこいとは感じていたものの、まさか決定後にこんなことまで言われるとは思わなかったため、とても腹が立ったと同時に、悲しくなりました。人に何かを提案したりアドバイスしたりするときは、相手の状況や考えも考慮して、言葉を選びたいなと改めて感じた出来事でした。
著者:高橋もも子/30代女性/0歳の息子と3歳の娘を育てる母。元保育士で現在は専業主婦。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)