愛され続けているすき家の「うな牛」
秘伝のタレで煮た牛肉とうなぎを一緒に楽しめる商品。2024年は、3月27日から販売がスタートしました。
うなぎと牛丼のコラボレーションが楽しめる「うな牛(並盛)」は、なんと1,150 円(税込)。
すき家のメニューとしては少し高価ですが、これだけ手軽にうな丼が楽しめることはなかなかないので、貴重な存在。
筆者はこの2つを一緒に食べようという発想にはなかなか至りませんでしたが、1つの丼にしてしまおうと考えたのは天才ですね!
しかも、使用しているうなぎは養殖を始める前から店舗で販売するまでの間に10回もの厳しい検査を行っているとのこと。
おいしさにこだわるだけではなく、安全性もしっかり確認した上で提供されています。
しかし、「牛丼屋さんで出しているうなぎっておいしいの?」という疑問が湧いてきました。
【実食】エネルギーチャージにぴったりな「うな牛」
注文してほんの数分で「うな牛」がやってきました!
すき家は注文してからの提供スピードが速いので、サッと食事を済ませたい時にもぴったり。平日のお昼時は終始満席状態でした。
肝心のうなぎは、丼の全体を覆うようにドーンとのっています。しっかりしたサイズ感でメインはうなぎ、サイドに牛丼という印象。山椒付きなのも嬉しかったです。
早速食べてみると、うなぎはふっくらとやわらかく、牛肉はいつもの安定感のある味わいです。
しょっぱさ強めな牛丼と、甘さ強めなうなぎを交互に食べたらもう無限ループです。
これは普段並盛でお腹いっぱいになってしまう筆者でも、ごはん大盛をペロリと食べられそうな予感!
肉厚でありながら、とろっととろけるような舌触り。骨が気になることもなく、じっくりと手間暇かけて調理されたのだろうと感じさせられました。
それもそのはず。すき家のうなぎはタレをつけて焼く工程を3回も繰り返して、蒲焼に仕上げているそう。
さらに、甘めのタレが染み込んだごはんとの相性も抜群です。山椒をかけると一気に爽やかな香りが口の中に広がり、大人な味わいに仕上げてくれました。
最初は山椒なしで甘めのうなぎを楽しみ、後半は山椒で味変するのがおすすめ!
続いて牛丼を食べてみると、お肉とたまねぎのバランスが絶妙で、さっぱりした味わいが特徴的。時折出会うたまねぎのシャキシャキ感がクセになります。
いつもの牛丼よりも汁が少なめで、うなぎのタレと牛丼の汁が混ざっていなかったのが良かったです!汁が少ないことによる物足りなさも感じません。
また、水分が少なめなので、ごはんがベシャベシャしたり、やわらなくなったりしてしまう心配もなかったです。
一緒に食べてみるのもなかなかうまい!
一緒に食べると、まずは口の中にうなぎの香ばしさが広がり、後からお肉のジューシー感がやってきます。牛丼の汁が少なめなこともあり、牛丼がうなぎを邪魔しません。
魚とお肉を同じ丼にのせるのは少し斬新だなと思っていたのですが、絶妙にマッチしていました!今までにない、全く新しい味わいで、なんだかハマりそう。
スタミナもばっちりで、まだまだ残暑が厳しいこの季節におすすめです。
おまけ:すき家【公式】さんがしみじみ投稿
夏ももうすぐ終わりですね…#すき家 pic.twitter.com/qi1iveMDwP
— すき家【公式】 (@sukiya_jp) August 29, 2024
先日、すき家公式Xでは、うな牛の写真と共に、夏の終わりを憂う投稿が......。
販売終了については触れていないので心配する必要はないのですが、ドキッとしたファンからは「夏は終わっても、うな牛は続いてください!」と懇願の声も見られました。
気軽にうなぎを食べたくなったらすき家へ!
「牛丼屋さんのうなぎって正直どうなの?」と思っていましたが、香ばしくてふっくら!納得の味わいでした。そして安定感抜群な牛丼ともよくあいます。
まだすき家で「うな牛」に挑戦したことがないという方は、ぜひ食べてみてください。