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「私は勝ち組よ」動画配信するシンママにネットで中傷するママの正体とは? #ママ友のネットトラブル 5

「開示請求待ったなし」第5話。山野奏さんは娘の音色ちゃんを育てるシングルマザー。奏さんは翻訳の仕事のかたわら、動画配信サイトで英会話チャンネルを運営しています。

ある日、奏さんに対する誹謗中傷が書かれた掲示板の存在が明らかに。そこには数人のママ友にしか伝えていない結婚の予定などの個人情報や、自分と娘の写真まで載っていたのです。

数週間後、娘のバレエのお迎えに行くと、明らかに奏さんを見ながらひそひそ話をするママたちの姿が。その場から逃げるように帰宅しますが、「お友だちのままたちが、音色ちゃんのままがクスリやってるって言ってた」と、娘に根も葉もない嘘を吹き込まれていたのです。

 

奏さんが急いで例の掲示板を開くと、そこには奏さんに対する嘘の書き込みや、音色ちゃんに対しても中傷するコメントが載っていたのです。

 

さすがに放ってはおけない状況に、奏さんは弁護士事務所へ相談しに行きます。

70万円という高額な費用がかかってしまうものの、真実を知るため、親身になってくれる弁護士と二人三脚で、犯人の特定を急ぎますが……。

 

シングルマザーと聞いたセレブママの反応は…

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奏さんが弁護士に相談している同日、掲示板に奏さんの悪口を書いている人物が……。

それは、リズ村リズ。そこそこ良い人生を送っていると思っている専業主婦でした。

 

リズは2年前から娘をバレエ教室に通わせています。

そこにやってきたのは、体験レッスンを受けに来た奏さんと音色ちゃん。

奏さんがシングルマザーで仕事に追われていることを知ったリズは、「私のほうが勝ち組ね」と勝手に誇らしい気持ちになるのでした。

 

陰湿な投稿をしていたのは、やはりママ友だったようですね。同じ「子を持つママ」が他人の親子を公の場で攻撃しているなんて、ゾッとしてしまいます。

奏さんが開示請求のために弁護士に相談していた同じ日に、そんなことになっているとはつゆ知らず、リズは悪口を掲示板に書き込み続けているとは、なんとも恐ろしい展開です。

 

「自分は良い人生を送れている」と誇るリズですが、なぜ奏さんを誹謗中傷しなければならないのでしょうか。いずれにしろどんな理由があっても、誹謗中傷は許されません。リズは自分の誤った行いをしていることを自覚し、すぐにやめてもらいたいですね。

>>次の話

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    マンガ家・イラストレーター土井真希

    自身やフォロワーさんの体験談を漫画化し、SNSで発表し人気を博す。NAPBIZ公式トップブロガー。

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