そんなことしていたの!?
あれは息子が3歳のころだったと思います。真夏の暑い日だったので、近くの水遊びができる大きな公園へ行くことになり、準備して出発! ギリギリ歩いて行ける距離だったので、冷え冷えグッズを完備して2人で歩いていました。
公園へ向かう途中、少し日陰で休憩しました。すると息子が、「ママ、ここでちょっと待っていて、あっちへいってくる」と言って、一瞬だけ私の視界から消えました。すぐ戻ってきたので、さぁ再び出発! そして、公園に着いたら、息子がさっきまで首から下げていた水筒がないのです!?
どうしたのかと聞くと、「えへへ。さっき、お友だちにあげちゃったよ。重たかったから」と言うのです。へ!? 私は仰天行動にびっくりしてしまいました。そして、休憩したあの場所へ戻ったら、ポツンと水筒だけが置かれていました。きっと、水筒を渡された子も戸惑ったのだと思います。
最初は驚きましたが、重たかったから持ちたくなかったんだと思うと笑えてきました。水筒をあげるという発想にもビックリ。そこは息子にきちんと話しました。どれだけ理解したかは謎ですが、彼も今では立派な小学生です。
◇ ◇ ◇
絵本になりそうな、とってもかわいいエピソードにほっこりしました。子どもの発想力には驚かされますよね。やってはいけないことは注意しつつ、想像力を伸ばしていきたいですね。
著者:石井彩/30代女性・パート。2歳と6歳の息子を育てる母。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています