フルーツそのものが持つみずみずしさや甘酸っぱさ、彩りの豊かさを連想させる「フルーツネーム」。8月生まれの女の子3,865名の名前から、人気の「フルーツネーム」ランキングを紹介します。
1位 杏(主なよみ:あん、あんず)
年間名前ランキングで2022年は24位、2023年は19位と順位を上げている「杏」。
愛らしい花を咲かせる「杏」は、英語で「アプリコット」と呼ばれるおいしい果実で知られています。「あん」という響きは国際的にも通じやすいため、世界で活躍することを願って名付ける保護者の方も多いようです。
2位 柚葉(主なよみ:ゆずは)
年間名前ランキングで2022年は20位、2023年は25位と安定した人気がある「葉止めネーム」の一つ、「柚葉」。「葉止めネーム」は古風で日本的な名前「レトロネーム」としても人気です。
「柚」はミカン科の植物で、冬になると香り高い果実をつけることで知られています。日本では古来より親しまれており、古風で和風な印象を与える一方、みずみずしくさわやかな雰囲気も持っています。
3位 杏奈(主なよみ:あんな)
「杏」は、昔から薬として使われていたことから、健康で豊かな人生を象徴しているよう。「奈」という穏やかでかわいらしい響きを合わせることで、女の子らしさが際立つ名前になっています。
「健康で美しく、みんなに愛される女性に育ってほしい」という親御さんの願いが込められているようです。
4位 柚乃(主なよみ:ゆの、ゆずの)
年間名前ランキングで2022年は76位、2023年は39位と年々注目が高まっている「柚乃」。
みずみずしくさわやかな雰囲気の「柚」に、古くから名前に用いられてきた「乃」という止め字を用いることで、古典的な雰囲気を感じさせます。
5位 柚月(主なよみ:ゆづき、ゆずき)※同率
年間名前ランキングで2022年は98位、2023年は56位にランクインした「柚月」。
「柚」と「月」を組み合わせることで、美しく幻想的な雰囲気に。
5位 柚羽(主なよみ:ゆずは、ゆわ)※同率
年間名前ランキングで2022年は91位、2023年は70位にランクインし、近年注目の「柚羽」。
「ゆずは」というよみは、近年人気になってきている「は止めネーム」の一つ。「は」で止める名前は古風で和風な印象になります。
7位 梨愛(主なよみ:りあ)※同率
「梨愛」の「梨」は、ナシの果実を表しています。白くてかわいらしい花を咲かせたあと、甘くてみずみずしい実をつけます。
「愛」と組み合わせることで、愛し愛される女性という印象を受けるようです。
7位 柚花(主なよみ:ゆずか、ゆずは)※同率
「柚」と「花」を組み合わせた、古風でありながらも華やかさのある「柚花」。
香り高い柚子は料理の味を引き立てることから、「個性を大事にしつつも協調性のある美しい女性になりますように」という想いが込められているようです。
9位 梨乃(主なよみ:りの)※同率
愛らしくやさしいイメージの「梨」に、「乃」を組み合わせた「梨乃」。「乃」を止め字として使うことで、どことなく古典的な印象を受けます。
9位 柚凪(主なよみ:ゆずな、ゆな、ゆうな)※同率
波がなく穏やかな海面を意味し、やさしく落ち着いた印象を与える「凪」。夏生まれに人気の海を連想する名前「マリンネーム」の一つでもあります。
9位 柚音(主なよみ:ゆの)※同率
感性豊かなイメージの「柚音」。「音」を止め字に使うことで、涼やかな風鈴の音色や夏の夜の虫の声など、夏らしい風景を彩る音を感じさせます。
やわらかな響きの「ゆの」は、英語では「Juno」と表記され、それは古代ローマの女神の名前にも由来します。
9位 柚杏(主なよみ:ゆあ)※同率
柚子の「柚」と「杏」を組み合わせたWフルーツネーム「柚杏」。花が咲き実がなる「杏」から、見目麗しく役立つ人になるように、という願いが込められているのかもしれません。
9位 翠杏(主なよみ:すず)※同率
草や木の葉のような青々とした色を表す「翠」は、どこか神秘的な印象を与えます。「翡翠(ひすい)」という宝石にも使われる漢字で、宝石のような輝きや気品を連想させます。
◇8月に女の子の名付けで人気だった「フルーツネーム」では、「柚葉」「柚乃」「柚月」「柚羽」「柚花」「柚凪」「柚音」「柚杏」など、夏に実を結び始め太陽の光をたっぷり浴びて育つ「柚子」の漢字「柚」を用いた名前が8つもランクインしました。これから女の子をご出産予定の方は、参考にしてみてくださいね。
photo:@tenubaby2023さん(べビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2024年8月1日(木)〜2024年8月25日(日)
回答件数:女の子:3,865件