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「可哀想な人」は誰?悪質な投稿の犯人はママ友…歪んだ感情にゾッとする #ママ友のネットトラブル 10

「開示請求待ったなし」第10話。山野奏さんは娘の音色ちゃんを育てるシングルマザー。奏さんは翻訳の仕事のかたわら、動画配信サイトで英会話チャンネルを運営しています。

ある日、奏さんに対する誹謗中傷が書かれた掲示板の存在が明らかに。そこには数人のママ友にしか伝えていない結婚の予定などの個人情報や、自分と娘の写真まで載っていたのです。犯人を特定するため、奏さんは弁護士に相談し開示請求をすることにしました。

悪質な投稿をしていたのは、奏さん親子が通うバレエ教室のママ友・リズ村リズでした。

 

2年前、新たにバレエ教室に入ってきた奏さんがシングルマザーだと知り、心の中で「可哀想な人」とマウントをとりながらも、周りのセレブママたちへの劣等感を取り繕うように自ら積極的に奏さんをサポートしていました。

 

しかし、奏さんからイケメンで仕事もしっかりしている男性を婚約者として紹介されたリズは、「今まで面倒見てやったのに……」と奏さんに嫌悪感を抱き、他のママたちに結婚の話を勝手に話してしまいます。

 

すると話は悪い方向へ……。「知らない男性との同棲を強要するのは虐待」「男性はきっと娘を狙っている」などとリズを中心にヒートアップしていき、ママたちの噂話が繰り広げられていくのでした。

 

帰宅後もイライラの収まらない噂好きママ

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イライラしながら帰宅したリズは、夫にも奏さんが再婚することを話しました。

「シングルマザーなのに再婚するらしいのよ」と言うリズに夫は「再婚することの何がダメなんだ?」と真っ向から反論。

 

リズの見当違いな意見に、夫は「子どもがいても再婚していいだろ?」「お前が勝手に世話焼いてただけだろ?」とくぎを刺します。

「親切の搾取よ!」怒りが収まらないリズは声を荒らげるも、夫に正論を返されてしまい、黙ってしまうのでした。

 

リズのすっとんきょうな考えに、夫も引いてしまったのではないでしょうか。

奏さんを心配するふりをし、「可哀想な人」というレッテルを貼って自分が積極的にサポートしなければと勝手に思い込んでいたのはリズ。それなのに「親切の搾取」と捉えるのは、どう考えても間違っていますよね。

 

仮に奏さんの婚約者がイケメンではなく仕事もしていなかったら……奏さんが仕事を辞め専業主婦になると言っていたなら納得できたのでしょうか?

リズの夫がまともな意見を言う人で良かったです。リズには想像や思い込みだけで相手のことを勝手に評価してしまっている、ということに気づいてほしいですね。

>>次の話

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      まあ、娘が彼氏を相当嫌ってるとかあなら、確かに問題があるけど、そうでないなら、いいのでは

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター土井真希

    自身やフォロワーさんの体験談を漫画化し、SNSで発表し人気を博す。NAPBIZ公式トップブロガー。

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