産後の「骨盤のゆがみ」はなぜ起きる?身体への影響は?【専門家に相談】

2018/05/25 19:00
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ベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、産後の体型が戻らないのは骨盤のゆがみが原因か、矯正にいくべきか悩んでいるママさんからのご相談です。

出産でゆがんだ骨盤のイメージ

 

「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、産後の体型が戻らないのは骨盤のゆがみが原因か、矯正にいくべきか悩んでいるママさんからのご相談です。

 

Q. 体重が落ちないのは、出産による骨盤のゆがみのせいでしょうか?

出産による骨盤のゆがみは、産後に整体院に行って矯正してもらったほうがいいでしょうか。出産してから、まもなく2カ月になりますが、体重がなかなか落ちなくて困っています。

 

宮川めぐみ助産師からの回答

骨盤の状況を診てもらうのはいいと思います。今の状況を確認してもらって、日常で気をつけることなどを確認されてみてはいかがでしょうか。

 


※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー〈 https://baby-calendar.jp/talk/category/tree/11/0


骨盤はなぜゆがんでしまうの?

本来骨盤は、重い上半身を支えるために、人間の骨のなかでもかなり強固につくられている部位です。いつもは丈夫な靱帯でガッチリ支えられている骨盤ですが、妊娠すると「リラキシン」という女性ホルモンが分泌され、骨盤が緩み始めます。大きく成長する赤ちゃんに比例するように、出産直前は赤ちゃんの頭が通る約10センチの産道を確保しようと最大限に拡がります。

 

出産を終えた直後の骨盤は、もはや妊娠前とは別物。靱帯も筋肉も緩みきりグラグラ、非常にゆがみやすい状態です。帝王切開で分娩した場合も、産道は通らないものの、骨盤自体は拡がっています。

 

骨盤は、産後、約半年位かけて、元の位置に戻ろうとしますが、授乳や抱っこなどの無理な姿勢が続くと骨盤にゆがみが生じ、そこから、背中や肩、足など全身の骨格に影響が及ぶように。ダイエットしても下腹部ぽっこりが治らない、О脚、二の腕や脇に肉がつきやすくなった、肩コリ、尿漏れ、恥骨痛、腰痛など、さまざまなトラブルを引き起こす原因になるのです。

 


※参考:基礎知識(妊娠中)「骨盤のゆがみを簡単矯正!骨盤矯正ベルトの種類、効果、使い方について」〈  https://baby-calendar.jp/knowledge/pregnancy/910  〉【監修:助産師REIKO】

 

骨盤のゆがみによる身体への影響は?

骨盤の中には非常に太い動脈と静脈が流れています。それが圧迫されることによって、血のめぐりが悪くなり、なかなか足に血が届かない・届いた血が帰って来ない・体温も足の先へ届かない、ということでむくみや冷え性の原因になります。代謝が悪くなれば便秘も起こりやすくなります。生理痛や偏頭痛などは、ストレスや内臓の不調から起こる場合があるので、一概に骨盤矯正だけで改善されるとは言えませんが、診察の結果、骨盤に問題ありということになれば、それに対処する治療を行います。

 


※参考:基礎知識(ベビー)「体の中心骨盤のこと(1)」〈  https://baby-calendar.jp/knowledge/baby/371  〉



産後の体型戻しのためだけではなく、長く健康でいるためにも整体院で診てもらうのがいいかもしれません。“整体はちょっとこわい…”という人は、ゆがみを改善してくれる「骨盤矯正ベルト」も市販されていますので一度試してみてはいかがでしょうか。

  • ベビーカレンダーは、妊娠や育児のお悩みを抱えたママさんの強い味方でありたいと思っています。自分だけではどうしても解決できなかったとき、不安で仕方がないときは本物の助産師や管理栄養士がリアルタイムでお悩みや質問にお答えする『助産師に相談』『管理栄養士に相談』の掲示板をぜひご活用ください!

 


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