筆者は現在、3歳の長男、2歳の長女、生後1カ月の次男と生活をしている、33歳の母親です。28歳で結婚して妊娠・出産を3回繰り返すうちに、体の筋肉は衰え、おなかはたるみ、二の腕や太もものサイズは倍増してしまいました。今回は、この体を何とかしなければと奮闘する姿を紹介します。
どんどん大きくなる私!?
学生時代、スポーツに勤しんだ私は、自己ベストで体脂肪率12%の体の持ち主でした。ところが、社会人になって体を動かすことが少なくなった影響もあり、体重は右肩上がりに……。22歳のときは身長168cm、60kgだった私も、10年後には90kgの巨漢になり、体脂肪率はなんと40%を超えました。
「筋肉は重いから」「すぐにやせられる」と自分にいいわけをし続けた結果、おなかや二の腕のたるみがやばい!ということにようやく気付きました。
子どもたちからも警告が!?
お風呂の湯船につかると、おなかの肉をつかみながら「こんなにも揺れるものか」と落胆し、妊娠・出産をいいわけに体の衰えから逃げていた私。そんな私に長男や長女は「おっき、おっき(大きい)」と言いながら、2人で私のおなかをさすったり、二の腕を甘噛みしてみたりと、追い込み!?をかけてきました。
その様子に、夫と祖母は大爆笑。これはもう、いいわけする自分の非を認め、子どもたちからの警告だと捉えなければならないと改心することにしました。
「過去の栄光を取り戻せ」大作戦
まずは、食生活の見直しから始めました。食事の順番を変え、糖質、脂質の摂取に気を付ける方法を取り入れたところ、1週間で2kg減に成功しました。
野菜を最初にたくさん食べるようにしたことで、満腹感を得ながらエネルギー摂取を抑えることができ、体調も良好です。しかし、今まで染みついた食習慣、間食はかんたんに離れてくれず、無意識で冷蔵庫を開けている自分に恐怖を感じたこともありました。
産後1カ月半、現在の体重は88kg。今後の目標は、人生でいちばんやせていた22歳当時の60kgです。正直、自分の弱さに負けそうになることのほうがまだ多い状態ですが、その気持ちをノートに書きあらわしたり、子どもや夫、自分のためと言い聞かせながら地道に減量を進めています。私と同じように産後のたるみに悩んでいる方、一緒にがんばりましょう!(TEXT:ママライター簗田智花)