治療するか迷った結果…
1カ月検診のときには赤くなっていた部分が少し盛り上がってきており、医師に相談すると「良性の血管腫」だと言われてびっくり。心配なら医療センターに紹介状を書きますとのことで、その後に医療センターを受診。医療センターで「イチゴ状血管腫」と診断されました。
医師には「6歳ごろになれば自然に消えます。気になる場合はレーザーで消すこともできますよ」と言われました。夫婦で考えましたが、小さなからだにレーザーを当てて痛い思いをさせたくないと自然治癒を選択。5歳になりましたが、血管腫はほとんどわからないくらいまでに治癒しました。
レーザー治療でも自然治癒でも多少の皮膚の凹凸は残ると言われており、娘にも「これはあなたのマークだよ。これを見ればあなたってわかるためのいい印なんだよ」と話をし、今では娘のチャームポイントになっています。
◇ ◇ ◇
「いちご状血管腫」は乳児血管腫とも言われ、いちごのような赤あざができる良性腫瘍です。未熟な毛細血管が増殖することで発症し、生まれた時には異常がなく、出生後に血管腫が大きくなってきます。
治療ですが、現在はプロプラノロール(内服薬)が中心。大きな血管腫、目や鼻などの血管腫は積極的に治療した方が良いですが、軽症の場合は徐々に良くなっていくので皮膚科や小児科で相談してみてください。
著者:佐藤真理/20代 女性・主婦。3歳と5歳の子を育てる母。趣味はポイ活。ポイ活で貯めたポイントでスイーツを楽しむのが至福のひととき。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)