つわりのつらさを「わかる」と言う夫
2人目の妊娠中は常に吐き気がし、1回トイレで嘔吐するとしばらく吐き続けてしまうほどつらかったです。また、そのとき1人目の子どもは1歳で、まだ抱っこすることも多く、抱っこしたときの揺れがより気持ち悪さを悪化させていました。
そのことを夫に伝えると、「その気持ち、わかる。俺も二日酔いのときずっと吐いて気持ち悪いから」と言われたのですが、私はその言葉にモヤッ。夫が言う吐き気はお酒のせいなので加減ができますし、飲まなければ吐き気に苦しむこともありません。一方、私のつわりはいつ起こるかもわからず、普段の生活を送っていると突然起るようなものですし、毎日続くこともあります。まったく似ていないのに「わかる」と言われ、同じようなものだと思われたことに嫌な気持ちになりました。
私は自分の気持ちを夫に伝え、「似てないよ」と言いましたが、夫は「え〜、器が小さいなぁ」とまるで私の心が狭いかのようなことを言ってきて……。その後も冗談混じりでこの言葉をよく言われ、つわりのつらさは夫にはわかってもらえないのだと呆れてしまいました。
しんどさやつらさは人それぞれで、人と比べたり同じだと言ったりするのはよくないと実感。私は夫のように相手を無意識に傷つけてしまわないように、気をつけていこうと思った出来事です。
著者:だいはこママ/30代女性・専業主婦
1歳半の子どもと新生児を育てている母。結婚2年目で、専業主婦。
作画:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)