いしだや
◎東京都中央区銀座3-13-2 登栄東銀座ビル B1F
◎東京メトロ 東銀座駅3番出口より徒歩3分/都営地下鉄 東銀座駅A7出口より徒歩1分/東銀座駅から265m
名店の多い銀座では、ランチの行列があちこちに見られますが、このお店もその一つです。
ランチの予約受付はなく直接伺いましたが、筆者が行った日は、開店20分前で10人の並びがありました!
なので、お目当ての珍しい魚はひと組前で終わってしまい、食べられませんでした。
そういえば、朝チェックしたお店のインスタグラムに、店主が一番好きな”柳の舞”という魚がランチに出るとの発信がありましたので、その情報を見てお客さんがそれを目当てに早めに来たのでしょう。自分もですが、日本人は美味しいものには苦労を厭わないですね。
ちなみに、”柳の舞”という魚は初めて知りましたが、メバルの仲間だそうです。
極上の煮魚ランチメニュー
お目当ての魚にありつけなかったので、通常メニューの鯖の味噌煮定食(1,500円)か銀だらの煮付け定食(1,300円)か迷いましたが、銀だらの煮付けにしました。
銀だらは脂がのっているところがとろとろで、白身の淡泊な部分もあって美味しかったです。また、煮汁が上品で甘い味付けで、ご飯にぴったりでした。日本人でよかったと思う瞬間ですね。
一緒に盛り付けられていた豆腐や大根も味が染みているけど煮崩れておらず、まさにプロの味を堪能しました。
そして、最後にデザートもついてきます。
この日は”水かんてん”で、水より透き通っていてこんなにきれいな見た目の和菓子があるんだと感動すらします。きな粉と黒蜜で食べるのですが、冷たくて夏にはぴったりのデザートでした。
普段はめったに食べられない日本料理店で作る料理を堪能できて、行列に並んだ甲斐がありました。
家では出せないプロの味を、お得に食べられるのは嬉しいと同時に、ご主人の美味しいランチを提供したいという優しさと心意気を感じます。
並んでも食べる価値がありますので、ぜひ行ってみてください!