なぜか義母が嫌みを連発…
娘が、生後10カ月にして初めて「パパ」と発語。かわいい声で話しているのがうれしく、夫と共に喜びをわかち合いました。次の日、夫がそのことを電話で義母へ報告したようで、「パパって呼んでもらえてよかったわねぇ」と言ってくれたと教えてくれました。
しかし数日たって、義母から私の携帯に電話が。何だろうと思って電話に出ると、義母の声は怪訝そうです。そして私が話す間もなく「生後10カ月でやっと話し始めたらしいわね。発達遅れてるんじゃないの? 障害あるんじゃない?」と義母はずけずけと言ってのけます。突然義母からひどい言葉を浴びせられて私が悲しい気持ちになっていると、スピーカーモードで一緒に話を聞いていた夫がすぐに電話を替わり「母さん、俺は1歳すぎても発語しなかったって前に言ってたじゃん。子どもによって成長スピードは違うよ!」とひと言。すると義母は気まずそうに電話を切りました。それもそのはず。義母は普段から「息子(夫)は、0歳からたくさんおしゃべりしてた」と私によく自慢していたのです。夫は「まったく母さんは……。なんでそんな嘘つくんだよ」とイライラしている様子でしたが、私は夫のおかげでスッキリとしました。
後日、夫が義母から「子育ての先輩としてなんでも自分が一番になっておかなきゃって思ってたの……。だから息子より先に発語されて悔しくなってしまったの」と言っていたそう。
夫からガツンと言われたことで、それ以降発語が遅れているなど言ってくることはなくなりました。子どもの成長速度はそれぞれ違うということを私自身も肝に銘じて、周りと比べないようにしようと思った出来事です。
著者:村井 あずき/20代・ママライター。音が鳴るおもちゃが大好きな生後11カ月の女の子を育てるママ。夫と2人で初めての育児に奮闘中。娘と一緒に絵本を読むのが大好き。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)