ママ友に贈った物の末路にあ然…
ママ友から娘の出産祝いをいただいたので、お返しに商品券を贈ることに。本来なら品物を渡すのがマナーかもしれませんが、相手は気心知れたママ友。「これで何か好きなものでも買ってもらおう!」という気持ちで商品券を選びました。
ある日、娘を連れてママ友宅へ遊びに行くことに。育児話に華が咲いていたのですが、ママ友がふいに「あ、そうだ! これ見てー!」とボロボロのクリアファイルを持ち出してきたのです。そこにはたくさんの商品券が収納されています。そして、「この中にこの前くれた商品券も仲間入りさせてるの」と教えてくれました。もちろん使うタイミングは持ち主の自由なのですが、まさか保管されているとは思わず「え!? コレクション?」と私はびっくり。「そっか、すぐ使うとは限らないか〜」と思っていると、ママ友はクリアファイルをめくりながら、「〇〇ちゃん(私)からもらったやつ、コレクションの中では一番低い金額だよ〜」と笑って言ってきたのです! いくら親しくても、さすがにその発言は失礼では? とモヤッとしましたが、「そろそろたまってきたし、でっかい買い物でもしようかな♡」とママ友が言うので「まあ、好きな物を買ってくれるならいいか」と思い直して、帰宅しました。
しかし、後日ママ友に「何を買ったの?」と聞くと、落ち込んだ表情。なんと、同居している義母が間違って商品券をすべて資源ごみに出してしまったと言うのです! 「こんなことならすぐに使えばよかった」とママ友は後悔している様子でした。
私が贈った商品券も捨てられてしまったかと思うと残念ですし、やはりモヤッとしてしまいます。もちろん、使い道も使うタイミングも自由ですが、駄目にしてしまったのなら、報告だけでなくひと言謝るくらいしてくれたら、モヤッとしたままにはならなかったのになと思いました。今でも付き合いは継続中ですが、今後のお返しはトラブルを避けるため、品物にしようと心に決めた出来事です。
著者:矢田むぎ/40代・ライター。3歳と1歳のおてんばな姉妹を育てるママ。自分に合った「頑張りすぎない育児」を考え毎日にぎやかに過ごしている。家族が寝静まったあとのひとり時間が大好き。
作画:yoichigo
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)