現在、わが家の末っ子のお友だちのママは第二子妊娠ラッシュです。そのため、「出産前に上の子のトイレトレーニングは終わらせたほうがいい?」と聞かれることも。わが家も上の子2人は2歳差で、「妊娠中の上の子のトイトレ問題」に直面しました。当時のことを振り返ってみたいと思います。
出産前にトイトレを試みる
私が第二子を妊娠していたころ、同じく周りも第二子妊娠ラッシュでした。上の子は2歳~3歳、やはりトイトレにチャレンジする子が多く、何人かは成功していました。育休に入ったころ、私に余裕ができたこともあり、わが家もトイトレにチャレンジすることに。
子どもが好きなキャラクターの補助便座やパンツを購入し、準備は万端でした。しかし、子どもはまったくトイレに興味を示さなかったのです。焦りからつい八つ当たりで怒ってしまうこともありました。
ある日、突然トイトレに目覚める
これはまずいと思い、一時休止。そのまま第二子出産を迎えました。2人とも紙おむつなのでおむつ代がかなりかかること、そして何よりもゴミの日が大変でした。乳児・幼児との生活にバタバタしてしまい、親子共にトイトレのことはすっかり忘れていたほどです。
しかし、第二子が生後半年ごろ、2歳半になった上の子が急に「トイレ」と言い始めました。どうやらお友だちに刺激を受け、意欲的になったようです。ただ、当時第二子は後追いが始まりつつある時期でした。
結局、いつトイトレしても大変なのかも?
トイレの間隔も短く、また失敗してしまうことも多々あるので上の子のトイレの対応をしながら、後追いしてくる乳児の対応をしていたのでかなり大変でした。
外出先でも下の子を抱っこしながら、幼児用のトイレに一緒に入ることも……。これならやはり出産前にトイトレをしておけばよかった、とも思いました。反面、出産前におむつがとれた友達は「大きなおなかでのトイトレや新生児期に何度も上の子のトイレにつきあうのは辛かった」とも言います。
わが家のように一時期は難航したものの、時間を空けたらトイトレがすんなりといったという話もよく聞きます。産後の状況がわからないがために、つい焦ってしまう面もあるかもしれませんが、うまくいかないときは少しお休みしてみるのもひとつかもしれません。
著者:東慶子
三児の母。育児のかたわら、アンガーマネジメントキッズインストラクターの資格を取得。自身の育児経験に生かすとともに、将来的には子ども向けの講座を開催したいと考えている。