マユがモカちゃんに伝えたかったこと
ユキトの怒りに共感しながらも、怒鳴られたモカちゃんにも少し同情してしまったにしこさん。そんなときにふとモカちゃんの様子を確認すると、大勢の生徒たちの前でユキトから「迷惑だ」とキッパリ振られた恥ずかしさから、顔を赤らめてその場に立ち尽くしていて……。
これまで、まるで「ユキトくんは私のものよ」とでも言わんばかりに、にしこさんにマウントを取ってきたモカちゃん。しかし、大勢の野次馬たちの前でユキトから「迷惑だから関わるな」と拒絶されたことでようやく現実を知り、モカちゃんは真っ赤な顔をしながら走って逃げていきます。
すると……にしこさんの隣にいたマユが突然走り出し、モカちゃんを呼び止めたのです。そして、マユは「これで自分がどれだけにしこやユキトに迷惑をかけてきたかわかったでしょ?」「傷つけたにしこに対して何か言うべきことがあるんじゃないの?」と、モカちゃんに謝罪を促したのでした。
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体育の授業のときもそうでしたが、マユはここぞというときに、大切な友人であるにしこさんの強力な味方になってくれますよね……! ショックを受けているモカちゃんの姿を見て、にしこさんはスッキリしたようですが、マユとしては「ごめんなさい」という謝罪の言葉があってこそ、にしこさんの中でモカちゃんとの一件に決着がつく、と考えたのかもしれません。
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