おすわりやハイハイができるようになった生後7カ月ごろ、わが子は気になる日用品やおもちゃに手をのばして遊ぶようになりました。いろいろなものに対して、つかむ、たたく、転がすなどを試して、感触や音などに興味津々です。そこで今回は、身近な物を使った親子遊びのアイデアをお伝えします。
空き箱やダンボール箱を使って「箱太鼓」
不要になったお菓子の空き箱やダンボール箱を「箱太鼓」にして遊んでいました。おすわりしたわが子の前に空き箱やダンボール箱を置き、手で太鼓のようにたたいて遊ばせます。
最初は私が手を添えながら、一緒にたたきました。リズミカルにたたくと、わが子はニッコリ、とても楽しそうにしていました。ダンボール箱はたたいてもつぶれにくく、太鼓遊びに使う箱にピッタリでした。
紙を切り抜くだけ! 「のぞきっこ遊び」
わが子は、生後7カ月ごろから「いないいないばあ」遊びが大好きに。いつも両手で顔を隠して遊んでいたのですが、バリエーションを増やそうと考え、思いついたのが「のぞきっこ遊び」です。
紙を丸く切り抜き、私がそれを持って、穴からお互いにのぞきっこして遊びます。これが、わが子にとってはかなりツボにはまったようで、何度も繰り返し遊んでいました。切り抜く穴の形や大きさを変えてアレンジするのも楽しかったですよ!
バスタオルボールで「落としっこゲーム」
バスタオルを写真のように片結びして、バスタオルボールをつくります。わが子と向かい合って座り、上からバスタオルボールを落として遊びました。バスタオルボールが落ちてくる様子を不思議そうに、真剣なまなざしで見つめていました。
キャッチできるように私が手を添えながら落としてみると、わが子はご満悦の様子。また、足の上に落としてみるなど、変化をつけると盛り上がりました。
他にもダンボールをトンネルにして遊ぶなど、身近な物を使って親子遊びが楽しめます。手の動きが多様になってくるので、いろいろな遊びを経験させてあげたいですよね。誤飲などの事故が増える時期でもあるので注意しながら楽しく遊んでくださいね。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。お子さんの成長に合わせて遊び方を考えてあげてください。