ハル太に気を取られて、鍋の火を消していなかったナツコさん。鍋が沸騰し噴きこぼれていたため、焦って火を止めます。その横でスマホをつついていたケンタを怒りますが、ケンタは沸騰には気づいていたと言うのです。
ナツコさんに指示されなかったため止めなかったというケンタ。あまりの言い分に唖然とするナツコさんは、「なんで私はケンタと結婚したんだろう……」と落ち込んでしまいます。
夫との結婚を後悔する妻。それでも…
ケンタとの交際中、職場でいじめを受けていたナツコさん。ケンタに相談すると会社を辞めることを勧められ、プロポーズされたのです。そうしてナツコさんは専業主婦になりました。しかし、ケンタの働いたお金で生活させてもらっているという負い目や罪悪感はナツコさんから消えることはありませんでした。
その後、ハル太が生まれても、自ら動くことはなかったケンタ。頼めばしてくれますが、頼まないと何もしてくれないケンタにナツコさんはストレスが溜まっていったのです。そしてついに、ハル太のためにもケンタと向き合うことにしたナツコさんなのでした。
夫婦になるとお互いの性格や生活スタイルの違いが垣間見えるもの。特に子どもができると浮き彫りになりますよね。
ケンタは何をするにも受け身なので、ナツコさんがひとつずつ指示しないといけないかもしれません。しかし、それではナツコさんばかりに負担がかかり、ストレスが溜まってしまう一方。家族が円満に暮らせるように、お互いの気持ちを素直に受け入れられるといいですね。
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