子どもから心配されてしまった
自宅で子どもと私だけのときは、子どもの様子が気になることもあり、私がトイレに行く際はトイレの扉を少し開けておくようにし、サッとすませるようにしています。とはいえ、生理期間中はナプキンを交換するなど、トイレにいつもより少し時間がかかってしまいます。ある生理中、なかなかトイレから出てこない私が気になったのか、子どもがトイレに入ってきました。
その際に、経血を吸ったナプキンを見られてしまい……。子どもから「ママ、血が出てる! ケガをしたの? 大丈夫?」と心配されてしまいました。その際は、ナプキンを見られた恥ずかしさから「大丈夫だからね!」となだめるだけで終わってしまいましたが、頃合いを見て子どもにも生理について伝えたいと思った瞬間でした。
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子どもに経血を見られてしまい、不安にさせてしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。性教育アドバイザーさんによると、性教育は「子どもが興味を持った際に」がベストとのこと。
生理についても、経血を見られて「どうしたの? 大丈夫?」と聞かれてしまった際や、生理用品を目にし「これ何?」と言われた際など、子どもが興味や関心を持ったタイミングで子どもの質問に答えるようにして伝えると、子どももすんなり理解してくれることが多いそう。
子どもに経血を見られてしまうのは恥ずかしいかもしれませんが、ある意味、性教育を始めるキッカケにもなると考えると前向きに捉えられるかもしれませんね。
著者:橋本レイラ/30代女性・会社員
イラスト:ふるみ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)
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